ツンデレフィールド内山牧場 エアフレームテントに薪ストインストールでぬくぬくキャンプ!!

eco2house

2018年10月28日 17:39





内山牧場に初めてエアフレームテント・

Kampa Brean 4 Classic 

Air Pro Inflatable Tent 2017

…を張り、薪ストーブをインストールして

今シーズン初の、

幕内引き籠りぬくぬくキャンプ。



いい時と悪い時で全然違う表情を見せる、

ツンデレフィールド内山牧場の

キャンプレポです!!


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出発前日、10月19日の天気予報では、

土日の二日間、ピーカン!!



でも、さすがツンデレフィールド内山牧場。


ちゃんとしっかり「しほしほの天候」になりました!



ところで、下記の記事にコメントをいただいたぼんぼんさん



このブログへのコメント、

>ほんっと、シオシオな事になってしまいましたね

…で、源氏物語

「飽かず悲しくてとどめ難く、しほしほと泣き給(たま)ふ」

…を思い出したのです。



彼のバイクの写真、使ってよいとのことでしたので、

ご紹介しましょう。




このBMWがオークションで20万円!?

スゴイ世界です…



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10月いっぱいで冬季閉場となる内山牧場。

そりゃー、今シーズン最後のチャンスなんだから、

なんとしてもフィールドに出ます。



しかも、昨年、8月に購入(輸入)した、

MADE IN U.K.のエアフレームテント。



ホームフィールド内山で、

まだ一度も

ピッチング(設営)してないんだから、

なんとしても、張りに行きたい…



森のまきばオートキャンプ場での

「入魂式」(初張り)の写真です。




それに、この幕の意味は、ウチの寒がり彼女に

究極のあったかキャンプをプレゼントするのが

目的なので、寒すぎる内山牧場でも、何が何でも、

角型3面窓付薪ストーブFIRE SIDE

…のインストールも…!




では明日のフィールド・インに向けて、

準備を始めます!



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…でもその前に…



この頃全く手入れができない

ECO2HOUSE 2001のクライミングローズ、

東側テラスに、摘蕾という「手入れ」をしないがゆえに

咲いてしまうSpirit of Freedom…(自由なこころ)




ちょっと切ない一輪です。



秋薔薇…として楽しむ方も

いらっしゃいますが、

私は春、4月末から5月中旬、

年一度の「そのとき」、

全力で咲いてもらうために、

この時期は体力温存…として

敢えて摘蕾しているんです。



2F南中庭テラスの西側には

緑の中で映える

唯一のイエローローズ、

Graham Thomas 

グラハムトーマスが…




手入れしてあげない分、

その姿くらいは記録してあげないと…

…という思いで、カメラに収めます。



そして、

左に2F玄関のある、階段上がり…。



家に入ろうとする

魔物から守ってくれる

シーサーの足元に、

明るくて湿潤な冬を迎える

東ヨーロッパ、その

落葉樹林が故郷の

クリスマスローズたち…





クリスマスローズにとっては、

今は本来なら株分けなどの

適期なんだけど、

とりあえず2F南側テラスに移動して、

たっぷりの陽光とともに、

自動灌水で適量の水分を与えて、

株の更新を促します。




移動、なんとか終わりました…



クリスマスローズたちの向こうに茂っている

「雑草もどき」は、

盛りを過ぎたスイートバジルです



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あ゛~ッ、しかし疲れた…



キャンプ準備、ランクル70パッキングの前に、

ちょっと腰を痛め、手首も、腱鞘炎っぽいです…



家の前でルーフテントを広げて…

 



ふたり分の寝具、シュラフ4枚と

枕を積みこみます。



シュラフは-12℃対応のマミーと

二十数年前から使っている

コールマンのレクタングラー。



レクタは、敷物として使うけど、

寒かったら潜り込みます。

 



ただ、ルーフテントで休むのは私だけ。



妻はルーフテントが

風で揺れると怖がるので

リンクスベットキットで、

ランクル70の車内に、

フルフラットベットをつくって、

お休みしています。




つまり、ツーベットルーム…です。



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快晴…じゃなくて、

雲った内山牧場に到着です。



内山牧場のシンボル、

荒船山は、雲に隠れて見えません。




実は、出発直前の天気予報は、

次のように変わっていました。



日本気象協会tenki.jpの予報では

10月20日土曜は、16時以降の

夜から、曇り。




21日の日曜は、ベストコンディションですけど…



でも、GPV気象予報では…。




画面中央付近の内山牧場は、夕方には雨!!



最新の気象予報、スマホ対応のSCWでは

午後3時にはもうヤバイ天気に!!…という予報が、

出ていました。




…そういうわけで、

一日目は、ほぼ間違いなく濃霧&雨だから、

テントのピッチング(設営)を急ぎます!!
(2日間ピーカンの予報はどーなってるねん!!)



なお、霧になるとタープは

まったく意味なしなので、

持ってきてるけど、張りません。



次の写真、エアフレームテントが

とりあえず立ち上がっていますが、

QuickPitch™ Guying System
(クイックな設営の張綱システム)

…の、テント脇の黄色テープ状ガイライン、

右側の一本だけしか、張ってありません。




大急ぎでテント横の、

クイックピッチ・ガイングシステムの

テープ状ガイライン(張り綱)を

ペグダウンしました。




でもこの時点で雨や霧になると、

アッという間にビショヌレなので、

どんどんテント内に荷物を放り込みます。




次の写真は、最初にご紹介した写真ですが、

トランクカーゴ(収納ボックス)を踏み台にして、

薪ストーブの煙突の固定が終わったところです。



幕の近くの煙突には断熱材を巻き、

キャノピー近くにはラス網を巻いています。




断熱材を巻くのは、

煙をできるだけ冷やさず、

その上昇力をキープして、

ストーブの燃焼効率を上げるためです。



ニチアス セラカバーS




エアフレームテント、

Kampa Brean 4 Classic 

Air Pro Inflatable Tent 2017

…の特徴のひとつは、大きなサイドウィンドウ。



上部は開閉可能な

モスキートネット付の

エアベンチレーションですが

いまは、閉めてあります。




反対側の、開閉可能なサイドドア

(モスキートネット付き)を開けたところを

クーラーボックスのスペースとしました。



白いイグルーは、冷やすためではなく、

薪ストーブで幕内温度が上がるため、

「温めないためのクーラーボックス」として…



グリーンのクーラーボックスは、

今シーズン、夏の暑さにメゲて購入した、

オルカ・クーラーボックス。



2018/09/04



今回は、のちに詳細を報告しますが、

「南極の氷」を、スコッチのロックで

楽しむために持ち込んだのですが、

使いきれなかった分を

融けないまま持ち帰ることができました。

 



雨が降ると、サイドドアからの出入りでは、

「屋根」から水が幕内に浸入してしまうので、

キャノピーのある、前面ドアから出入りします。



そこを試しに

フルオープンにしてみました。



なお、サイドウィンドウは前面ビニールで、

内側のカーテンを開ければ明るい光を

差し込ませることができます。




前面ウィンドウカーテンを全開にした、

太陽の光燦燦のエアフレームテント…



昨年の、入魂式・ファーストピッチング(初張り)、

森のまきばオートキャンプ場での風景ですが、

右サイドの大型ウィンドウを、

カーテンで遮光することも、

もちろん可能です。




曇りで、SCW予報では雨または濃霧になるけれど、

もし曇りで持ちこたえてくれたら…

と、焚火の準備もしておきます。




薪は、撤収作業中のライダーキャンパーが

「昨日は雨と霧で焚火どころじゃありませんでした…」

…と、譲ってくれた、内山牧場レストハウスで

販売している針葉樹薪。



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ピッチングも一段落したので、

ちょっと妻と一緒に散歩に…



お散歩で撮った写真を…





次の写真の「サイト」、

トイレにも近く、誰もいなくて、最高…!!



…だけど、ここはマレットゴルフ場です。



むろん、幕営禁止…



残念!!




まだ完全に色づいていない、ノブドウ。




次の写真の右側に

サイト内唯一のトイレと水場。



すぐ近くに幕営している方がいらっしゃいます。



このキャンプ場には、

お子様向けアクティビティは一切ありません。



せめてトイレの近く…がいいのでしょう。



夜、霧が出ると、ひとりでトイレに行くのもしんどくなりますから…




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ところで、

曇りに変わりはないけれど、雲が高く、

雲の中、つまり濃霧にはなっていません。



内山牧場のシンボル、

荒船山もはっきりと見えてきました!!



…ところが…



やっぱりよい面といい面をちゃんとあらわにする、

ツンデレフィールド・内山牧場!!



急に暗くなるとともに、降り始めました…




薪ストーブに火を入れます。



撤収中のライダーさんにいただいた、

「内山牧場の薪」を、燃やしてみました。




開口部の窓側に煤が付かないように

左に薪を寄せたのですが、

寄せすぎて、

やや煤で窓が黒く曇ったけど、

やがて煤が燃えて、

炎がよく見えるようになるでしょう。




しばらくすると…




そして、外の状況。



あっというまにツンデレのツン、

「しほしほな内山牧場」になっちゃいました…


 



2018/10/14
2018/10/21




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ところで、珈琲でも淹れようかと思ったとき、

食器とともにパッキングしてた、

こんな「シエラカップ」が、出てきました。




まだ学生だった三十数年前、

一人でキャンピング仕様の自転車に乗って

あちこち彷徨っていた頃…

大活躍していた

「元祖・シエラカップ」。



アメリカの環境保護団体「シエラクラブ」が、

会員に配布していた

オリジナルカップだと思います。



いまは普通にあちこちのメーカーから

「シェラカップ」として出回っていますけど、

この頃は、たしかこの元祖…が

当たり前でした。



食器としてはもちろん、

小さな鍋やフライパンとしても使ってきた、

古~い、相棒です。



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いよいよ珈琲!



グリーンビーンズ(生豆)も持ってきたけど、

プロが焙煎して3日目の

ベストコンディションの豆を使います。




いままで、キャンプで珈琲を淹れるのに、

陶器製のドリッパーを使っていました。



プラスチック製も持っていますが、

嵩張ることに違いはない…



そこで、妻が100均で、

シリコンゴム製の漏斗を見つけてくれました。




ハンドミルを回します。



この作業は苦にならなくなりました。




さすがにコンデイションのいい豆。


よく膨らみます。

 

 



珈琲については、

翌朝にも淹れたので、

その記事で詳しく書かせていただきますね。



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コーヒータイムをゆっくり過ごしていると、

幕内温度が高くなり過ぎたので、
前部扉を、開放して、換気します。



エアフレーム部分の雨粒…




生地の材料は、

Weathershield™ AirFlow 
Classic Polycotton material



エアフロー、つまり、

通気性の高いポリコットンですが、

撥水性能も、

しっかりと維持されているようです。

 

サイト背後の森に入ってみると、

新芽に水滴がついています。

 




…だんだん、暗くなってきました。



サイドウィンドウから、

薪ストーブの炎が見えます。




このとき、ランクル70のルーフテントは

まだ展開していません。



予報では、夜遅い時間には晴れる…

ということなので、

霧の中で展開して、

ムザムザと

濡らしてしまうのを避けるために、

ギリギリまで粘ることにしました。



箱の中の焚火は、絶好調!!

 




でもこの時、ストロボを焚くと、

周りの大気中には多数の水滴が漂っている、

つまり霧の中であることが、わかります。




この後、妻がつくってくれた、

「野菜たっぷり健康鍋」と、

私がつくった「牡蠣のアヒージョ」

そしてスコッチの南極ロックをヤッてるうちに、

「しほしほの内山牧場」、どこかへ行ってしまいました!



月が雲間から顔を出しています。

 



BGMはこちらをどうぞ!!

ドビュッシー 月の光 ベルガマスク組曲第3曲



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全力で書いてきましたが、

時間切れのようです。



夕食、南極ロック、そして夜明け…



次の記事に回させてください。



ご訪問ありがとうございました!!



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予告編!!

 


  

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