緊急レポ!! 雨天時の焚火タープ難燃シート不要論 ~内山牧場で念願のレインキャンプ(全装備ビショヌレ撤収)1.

eco2house

2019年09月23日 17:32

難燃シートを取り付ければ、雨の日も焚き火キャンプをゆっくり楽しめる
その名も“焚き火タープ” !
                    …テンマクデザインHPより

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9月20日(金)、仕事帰りから出発して、
夕方から夜に着、翌日撤収予定だが、
天気の具合で雨確実だけど、
万が一、天候が好転したら、連泊あり
…という、
「出たとこ勝負の突撃キャンプ」に出掛けた。


結果として、「念願のレインキャンプ」では
テンマクさん、
ちょっと違うんでないの?…という、
以外な事実(よく考えると当たり前!!)
…が判明した。


そこで、前記事
焚火タープ下での焚火はステキな接照明
に ~ツンデレ内山牧場の夏の「ツン」1.~
…の続編より先に、
「焚火タープ難燃シート不要論・緊急レポ」を
お伝えすることにする。

前記事コメント欄も、ぜひどうぞ。

2019/09/19


************
前記事へのコメント、

タープの下で焚き火するなら
難燃シート必須なんでしょうね。
ウチは無いから出来ないなぁ(^_^;) 
 byカムシカさん

難燃シート無しで焚き火しちゃってます
…TCタープと言えど危ないですよね(^^;
   by 羅偉さん


…というわけで、
難燃シートについての情報に
「必要性がありそうなので
先にレポすることにした。


ありがたいことに、
出発翌日の早朝からは、
確実に、小雨…の予報。

それ以外もあらかた曇りで、
…ってことは雲の中(=濃霧)。

たぶん、全装備ビショヌレ
撤収だろう。


次のSCWの画面は、
出発日20日土曜午後現在の、
翌日21日日曜昼の予報画面。

※SCWとは
スーパーコンピュータが予測する
高解像度の天気予報

黒が雲量0、灰色が薄いほど雲が増えて、
紫~青にかけて雨量が増える。



この前後の時間帯の予報も
だいたい同じようなもので、
小雨または曇り。


実は前回、ツンデレ内山牧場の
「雨じゃない新たなツン」
…に出くわして、K.O.

この時はSCWもtenki.lpも、
予報が大外れ!!

予定外の撤収に
追い込まれたのだ。
(詳細は別記事で!)

そして今回、
「念願のレインキャンプ(!?)」が
確実である。


**********

時間軸に沿ったレポは
別の記事に譲って、
難燃シートについて、語ろう。

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と、言いつつ、
ランタンが明るい今回の夜。

タープピッチングが遅れたことと、
薪が濡れて湿っていたことで
キャンピングガスのランタンを
つけっぱなしにして
撮影してしまった。

…明るすぎる…

次の日、霧の中で着火すると
こんな感じなのだが…



これを消灯して撮影した絵が
何枚かだけあった。

しかし、
「反射板(後述)」のせいで、
キレイではない…

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さて、焚火タープと
その下に張った難燃シート。



左端をクローズアップにすると…

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…この画像が、すべてを物語っていると思う。

焚火タープがたっぷりと
水を含んでんでいるとき、
焚火の火の粉で穴があくわけがない。

「イヤ、これは
 霧の中という特別な場合だろ!?」

…と思われるかもしれないが、
テンマクデザインの商品説明に、
このような記述がある。

■ご注意
防水スプレーなどを使用する場合は1箇所に大量の噴霧はおやめください。
コットンが水を吸収しずらくなり防水性能が働かず逆に水が漏れる事がございます。
※CVやTCはコットンが水を含み膨張し目が詰まり防水性能を発揮します。

アンダーライン、オレ。

そう。
普通に雨が降っているとき、
TCタープの繊維であるコットンは、
たっぷり水を
吸収しているはずなのである。

…というわけで、
結論。


焚火タープは、
雨の日、つまりTCコットンが
水を含んでいる状態では、
難燃シートを張らなくても、
タープ下で焚火をして問題ない。

晴れまたは曇りの天候で
TCコットンが乾いているときに
タープ下で焚火をする場合は、
難燃シートを張るべきである。

なぜなら、TC素材中の
ポリエステル(ポリエチレンタレフタラート)
は、特に熱に弱いから。


「イヤー、そんなこと言ったって、
 濡れてても
 炎で炙られたらヤバいでしょ!?」

…というアナタ!!

そう。

確かに、炎で直接、炙られて、
水が蒸発して乾いちゃうと
問題なんだ。

でも濡れてさえいれば、
水の沸点100℃より温度は上がらないので、
絶対に穴は空かない。

焦げることもない!

水が繊維中または表面にある限り、
火の粉や炎の熱エネルギーは、
水の状態変化、つまり蒸発熱として
使われてしまう。

だから、「紙鍋」なんてのが存在でしている。

しつこいようだが、
水がそこにある限り、1気圧、1013hPaでは、
100℃以上にならないのが
自然界の掟だ。


ちなみに、水をビニール袋に入れ、
下からライターの火で炙ってみてほしい。

穴はアカナイよ!

ただし、
キッチンバーナーのように
ビニール袋の側面にも
熱が回るような、大きい炎だと、
ヤバい。

水に触れてない、
水面よりちょっと上の部分に
穴が開いて、
盛大に水が漏れてしまう
から、注意しようね。

ついでに言うと、
…っていうか、言うまでもなく、
どこのメーカーのタープだろうと、
コットンでも、ポリコットン(≒TCコットン)でも、
吸水性のあるファブリックで
つくってあるなら、
それは「焚火タープ」です!!

ただし、撥水性を極度に高めてある
TCコットンや、コットンのタープは
(…なんてものがあるかどうかはわからんが)
繊維が水を含まないので、理論上、まずい。

注意しよう。


好きな言葉じゃないけど、
自己責任でお願いします!


オレは…というと、
前記事で報告したように、
タープ下で焚き火をすると、
間接照明のようになって、ステキな空間ができる。

だから、晴れてても、難燃シートを張って、
タープ下で焚き火をすると思う…な。




◆予告編・いろいろあるビショヌレキャンプのテーマ

こんなに書けるかなぁ…
まずは
前記事の続編から…

2019/09/19

1. H&O 武井ストーブガード&ジャグ台
2.   キャンプグリーブ・大型反射板


 




3. 雨撤収のためとリアキッチンのためのタープ重ね張り





4. 無敵のステンレスペグ30cm




5. 霧のコスモス畑

 






ではまた…

To Be Continued



★続編をアップロード!!

2019/09/26

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