強風吹きすさぶツンデレ内山牧場 ~ランクル70リアに焚火タープTCレクタを設営&満天の星空…濃霧、そして~

eco2house

2019年10月06日 23:48

各種の天気予報を見ると、
天気は曇、
今は吹いている風も
徐々に弱まり
夕方以降は、
ほとんど吹かない…とのこと。

では今のキャンプテーマである、
焚火タープTCレクタ420×480cmの
ランクル70の
リアキッチン対応に張ることを試みるべく、
ツンデレ内山牧場に
金曜午後遅くにオンステージ。

ところが風は一向に弱まらない。

その強風の中、苦心惨憺の末、
サイトのセットアップを終え、
星空撮影を終えて
ルーフテントに潜り込んだ夜0時頃のこと…

風がいよいよ強まり、
ルーフテントが風に打たれて
まるで太鼓のように
ドン、バン、ババンと鳴る。

とても眠れる状況ではない。

午前3時過ぎに
windyで風の予報を見ると…
0時から赤表示の並ぶ
信じられない状況に!!

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…というわけで、
前回のビショヌレキャンプのレポート中ではあるが、
急遽、
「強風下でのレクタタープ設営&不眠キャンプ速報」…を…


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午前0時、最大風速49km/hとは
13.611m/sに相当。

(時速49km/h×1000/60/60
  =秒速13.611m/s)

一秒間に空気のカタマリが
14mほどすっ飛んでいく
…という意味である。


ところで、台風とは
最大風速が
約17.2m/s(風力8)以上の
熱帯性低気圧のことだから、
それに比べればやや弱い。

しかし、台風来襲中に
強風で名高い
草原サイト・内山牧場に
オンステージする勇気は、ない。


気象庁発表では、風力7で、
強風(13.9~17.1m/s)、
「樹木全体がゆれる。
 風に向かうと歩きにくい。」

だとすると、ギリギリセーフだけど、
この強さの風で
焚火タープTCレクタを張り、
倒壊させずに維持するのは
初の体験だ。

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tenki.jpでは、風速1~2m/sと、
のんびりした予報を出している。

SCWは、この時点(午前3時過ぎ)で
午前4時の予報が
1~2m/sのピンク色。
(…で、実際には
 windy が当たり!!…に近かった)



ここで、話の時間を戻そう。

強風下でのレクタタープ設営を終え、
簡単にキッチンなどの設営をした。

夜10時頃、夕食(夜食??)を終えて
ぼーっとしていた時、
風で雲がすっ飛んだのか、
今まででもトップレベルの
満天の星空が出現!!

月も、夕刻、
西の地平線下に沈んでいる。


今回の星空は、
ほんの数時間だけ見せてくれた
ツンデレ内山牧場、
もう一つの素顔だった。

次の写真、
星空の下に張られている
タープには
苦心惨憺の証拠、
色違いの予備ガイラインが
あっちこっちに何本も
使われているのがわかる

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ところで、焚火タープTCレクタ、
設営の概略は次の通りである。

なお、写真を撮る余裕は一切なかった。

「風との闘い」で、
いま、腕、手頸、脚の腿が
筋肉痛…


まず、レクタタープの
風上ランクル70側を
ルーフキャリアフットに固定。

次に
タープが煽られて
飛ばないように、
タープそのものの風上側を
地面に直接ペグダウン。

そうすれば風下側を持ち上げても、
風圧は下向きの力になるから、
タープを飛ばされにくくなる。

そこでポールを3つ折りで
風下側に立てる。

このとき、ガイラインは
目測でペグダウンし、
ポールを立てると同時に
とりあえず…の
ガイラインを張る。


続いて風の吹き込む、
風上側のペグを抜き、
ポールを立てるために、
ガイラインを張ってペグダウン。

タープをブッ飛ばそうとする、
風との綱引きが…

ポールの高さを調整しながら、
風上側、風下側を交互に調整して
望む高さまでポールを立てていく。

タープがバタついたり、
ポールが揺れたら、
それはタープ設営の
「弱さの証明」なのだから、
補強のチャンスである。

しかし、今回は、
何本もの予備ガイラインで
いくら補強しても
タープはバタバタと羽ばたき、
ポールも揺れる。

あまりに力強い風に、
張っている最中から
タープ倒壊の恐怖を覚える…

その危険を消すために、
風圧にタープが耐える方向、
風の力の作用線を見ながら、
予備のガイラインを
諦めずに次々に投入、
ペグダウンする。

新鋭の
ステンレスペグ30cmを
クロス打ちにする
ダブルペグダウンの
奥の手も、繰り出して…


その夜、
ほとんど一睡もできずに
夜を過ごした朝4時頃、
夜空を確認しようと
ルーフテントの窓のジッパーを開けると…

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強風に続く、もう一つのツン、
濃霧である。
照明は、ルーフテントからのぞいている、
オレのヘッドライトだ。

しかも風がまだ吹いているのに…


そして、雲量が極めて多い、
ビミョーな美しさの夜明けが…

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すぐそこの地上(画面左)にも、
雲(≒濃霧)が流れ込んでくる…

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To be continued




◆次回更新はしばらく先に…

 びしょ濡れ撤収キャンプ、
 新機材紹介編…の予定。

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