ペグ打ちの手間軽減のための二つの方向 踏んづけるペグと重量級両口ハンマー ~今季初のツンデレフィールド内山牧場②~

eco2house

2021年05月14日 20:13



今回ご紹介するサイト設営のギア。


ひとつはエンジンバルブみたいな、
バルブステークロング(30cm)。


そして強い打撃が必要な場合の
プロの道具、重量級ヘッドの
両口ハンマーである。


************ 
地面の下が、
石や岩だらけの
東古屋キャンプ場のフィールドでは、
岩をもブチぬくステンレスペグと
久々に登場の
重量級ハンマーが大活躍。


しかしガンガンゴンゴンと
ハンマーをふった右腕は
腱鞘炎を起こしかけたほど、
ダメージが残った。


しかし、通常のペグハンマーでは
まだるっこしくて、やってられない…


そこで、もっと楽な方法はないものかと、
考えていた時、
こんなペグを見つけた。



[1] 踏んづけるペグ・バルブステークロング
  ~ガレージブランド・/moose/ room works~


8本揃えたわけではないが、
他のところも、他のペグで
「踏んづけるペギング」を試してみる。


ペグハンマーは使わない。



/moose/ room works 公式webpageより


ヤワなアルミのピンペグを踏んづけると、
あっさり曲がるような場合でも、
バルブステークロングなら、
問題なし。



あっという間にグラウンドシート、
8か所のペグダウンが終了。


それが可能な柔らかい地面ならば、
「踏んづけペギング」は、正解かも。



…というわけで、
このバルブペグ、
なくてはならぬ設営ギア
…というわけではないけれど、
何本か、
買い足してみようかと思っている。



[3] 昔から愛用の両口ハンマー


ここ、ツンデレフィールドは
地面はたいていの場所で、
適度に粘性があって、柔らかく
ペグが刺しやすい。


だからプラグステークは
極めて有効だった。


軟らかな地面のここでは使えたけど、
岩を砕いてステンレスペグを
打ち込む必要があるフィールドでは、
役に立たないこともある。


そうなると、硬いところでは、
丈夫なステンレスペグと、
昔から愛用している
重量のある、
両口ハンマーに頼るしかない…


そこで、重量系の両口ハンマー。




このハンマーをなんで
使うようになったかというと、…


昔ある時、
よくあるタイプの「ペグハンマー」を
カンカンカンカン、
何度も振っていたとき、
こんな軽量ヘッドの
ペグハンマーなんかじゃなくて、
もっとヘッドが重いハンマーを使えば、
振る回数が減るじゃないか!
…という、アタリマエのことに
気が付いたのだ。


そしてホームセンターで発見したのが、
両口ハンマーと、
石頭ハンマーである。


右が、使うことにした両口ハンマー。


その用途は、以下の通り。

・鉄工作業全般
・建築・土木作業全般
・板金・解体作業
アンカー・測量釘などの打ち込み作業


当然、打撃対象は金属である。



そして、左が、石頭ハンマー。


これ、イシアタマ…じゃなくて、
セットウハンマーと読むらしい。


用途は…、

・石割り、はつり作業などの
・石工作業全般


これは当然対象物が石材。


ヘッドの材質は、
両口ハンマーの方が
焼き入れがしてあって、硬いようだ。


そういうわけで、
ペグハンマーの切り札は、
両口ハンマーになった。


でも逆に土質の軟らかなここ、
ツンデレフィールドでは、
ややオーバースペックだなぁ。


ガコンッと一発でおしまいだから。


しかしそうすると、
踏んづけペグの
ブラグステークの働き場所は…?


かなり場所が制限されるけど、
「踏んづけペギング」では
他のペグより
ずっとやりやすいのは事実である。

ステンレスペグ、
スチール製V字ペグ、
アルミ製ピンペグ、
プラスチック製十字ペグ、
スチール製鋳造ペグ

…のペグメンバーの中に、
ポイントリリーフみたいな
バルブステークが数本か、
あってもいいかな。



[4] 異形鉄筋のポールにも両口ハンマー


ところで、両口ハンマーは、
ペグだけでなく、
特に、異形鉄筋のロープ止めや
焚火ハンガーポール、
ランタンスタンドを打ち込むには
極めて有効だった。


次の写真、、東古屋湖の
Fireside kitchenには、
4本の異形鉄筋のポールを
湖畔のサイトに打ち込んでいる。




ここは東古屋湖の、ほとり


とにかく地面に打ち込むと、
岩にブチあたる確率が高い。


ガンガンゴンゴン打ち込まなきゃ
時間がかかってしょうがないのだ。


************


…また記事が長くなっている…



まだ語り足りないことはあるが、
今回はとりあえず、ここまでとします。


次回はもうちょっと
ツンデレ内山のデレた風景も
ご紹介します。




ご訪問ありがとうございました!



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