エアフレームテント入魂式 第2日 ~テント内で朝食、タープ設営と焚火でランチ~
エアフレームテント入魂式第2日目。
この段階では、前日にテント設営を終えているにもかかわらず、
サイト設計が全くできていませんでした。
まず左右の大きな木がジャマ!!
それは土の中も同様で、根っこにペグが当たると、
全く入っていきません(アタリマエ!!)
でも、夜に風の恐怖におびえて、
焚火ハンガーのメインポール用、
ヘビー級ハンマーでガンガン叩き込んだ結果は、
前記事の通りです。
右端の黄色いポールから、
画面右端に白いロープが張ってあり、
フリーサイト内の「道」を示しています。
つまり、エアフレームテントのガイロープは、
「道」ギリギリにペグダウンしているわけです。
さて、まずは朝ご飯。
エアフレームテントの中で、
昨日夜の残り物を食べました。
…プリムスツーバーナー・オンジャでお湯を沸かして…。
昨夜荷物を放り込んだだけのテント内です。
オシャレもヘッタクレもなく、お恥ずかしい限りですが、
続けます。
珈琲とスープと昨夜に食べた総菜とパンの残り物を…。
シェラカップで水を温め、インスタントスープをつくります。
プリムスのツーバーナー・オンジャのサイズ感、
クラシックケトルやシェラカップにぴったりです。
テント内で、私たちのキッチン・メインバーナーの、
コールマン・アンレデットツーバーナーは
さすがに使いにくいですから。
でもこのアンレデッドツーバーナー君、
もう二十数年、使い続けて故障知らず。
内山牧場でオンステージしている「彼」の写真をご紹介します。
なお、オンジャの下に敷いているステンレスは、
…この時、気づきました。
オンジャを使うだけで、テントの中は結構、
あったかくなります!!
むろん、換気はしていますよ。
詳しくは薪ストーブインストールのご報告の記事で
詳しく説明させていただきますので、
とりあえず、写真3枚で。
あと一か所、正面に向かって
左側の出入り口も部分的に開けています。
さて、朝食の後の、2日目の午前中、
強風に対して、帆になってしまう
ルーフテントをたたんで、焚火タープTCレクタを張ります。
ポールを傾けているのは、
突風対策で、
ガイロープの張力を効果的にするためです。
(ポールに対するガイロープの張力とタープの張力の合力
=ポールを下向きに押し付ける合力)
ランクル近くの2本のポールは特に、
ポールがボディにあたるのを防ぐ角度にしています。
この後、雨が降り、
前線通過に伴う降雨と、
風向きが変わる予報だったため、
強風下でも、がんばって設営しました。
ところで、次の写真とそのまた次の写真、
ランクル70の向きが違いますよね。
事ここに至っても、サイト設計で迷い続けていたのです。
その後、断続的に雨が降りましたが、
大したことなくお昼になりました。
一泊だとそろそろ撤収開始時間だけど、
二泊だと余裕があります。
焚火を用意して、ランチの準備。
そうしたらここで、忘れ物発覚!!
私がキッチンハーブカーデンから、
たっぷり摘んでおくはずだった、
今シーズン最後の、
フレッシュバジル、イタリアンパセリ、ローズマリー…。
予定していたのはランチは、
地元房州産のお魚で、アクアパッツァ。
ハーブ抜きはしんどいなぁ…と思っていたら、
ウチの彼女が
「これ、買ってきたよ!!」…と
こんなのを出してきました。
ハウス食品 スパイスクッキングバルメニュー
<アクアパッツァ>
「魚介にぴったりのパセリ、バジル、
タイムのハーブの爽やかな風味が特徴です。」
…って、ハーブも入ってるし、ドンキで税抜き108円!!
「・・・あ、尾張屋で地元産のアサリも買うの、忘れた…」
「冷凍のアサリのむき身も持ってきました」
「…だから生の地元産アサリ、買わなかったの?」
「うん。」
「・・・。」
というわけで、お手軽アクアパッツァ料理開始です。
まず、調理用の焚火を準備します。
二人分だけなので、ダッチオーブンは片付けて、
スキレットのフィールドデビューです。
スキレット購入については
書きかけの記事があるんだけど、
別の機会にご紹介します。
薪置き場は、ローチェア¥ 1,832 です。
このギアも、今回が入魂式(フィールドデビュー)。
過去記事を読んでみてください。
2017/10/22
調理用の焚火は、熾火にならないとうまくいかない。
そこで、ファイアスタンドでまず盛大に燃やして
熾火になったら、ファイアグリルで調理します。
左に赤いヘッドの、
焚火ハンガーメインポール用ヘビー級ハンマーが・・・
メインポールは、ペグ用のヘッドが
軽いハンマーでは、
うまく打ち込むのに結構な手間(回数)が必要。
ですから、これで昨夜、徹底的にテントのペグを
叩き込んでしまったわけです。
その結果、抜けなくなって転倒事故…。
過去記事をご覧になってみてください。
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では調理開始です。
ガーリックをオリーブオイルで。
ガーリックオイルをつくります。
このとき、ピメントのかわりに、
ちょこっと七味を振ります。
地元房州産のイサキとメゴチを投入。
メゴチは骨を外して天麩羅にするとおいしいですが、
今回は頭と内臓をとって、骨ごと調理です。
アサリむき身とトマトを加えます。
ダッチオーブンを使うつもりで、
FGポットハンガーをつけたけど、
ジャマでした。
はずせばよかった…。
フライ返しを忘れたので(…忘れ物だらけです…)、
薪ストーブ用の十能(スコップ? シャベル??)で。
スキレットを置いているのは、
焚火ハンガーのスモールテーブル(鉄板)です。
「十能(じゅうのう)」って、いろいろな用途で使える
…っていう意味もあるらしいので、
こういう使い方もきっとOK(!?)。
ここで煮込む前に、
一般的には水か白ワインを加えるんだけど、
私は日本酒のほうが絶対に合うと思いました。
そこで、神亀酒造の前社長
小川原さんにお勧めされた吉田蔵。
石川県の吉田酒造店の純米酒。
手取川 という銘柄のほうが有名です。
神亀よりお手軽なお値段なので、
手軽に使える料理用のお酒として
使わせていただいています。
…ときどき、私が飲んじゃうけど…
アクアパッツァの話に戻りますが、
昆布を入れても、絶対にうまいと思います。
今回は、持ってくるのを、またしても、忘れたけど。
スキレットに蓋をして、軽く数分、煮込みます。
ここで使っているのは、イオントップバリュ・スキレットと別売カバー(蓋)。
特筆すべきは、カバーの裏に突起がついているということです。
私は、スキレットにはこの突起、
「セルフベイスティングシステム」
…が、ぜひ付いていてほしいと思います。
もともとは、ロッジ社の
キッチンダツチオーブンについているものでした。
要は、食材から出た香りなどの風味をたっぷり含んだ
水や油を、凝縮させて
また食材の上に滴り落とす突起…ということです。
高価なロッジのスキレットカバーには
当然のようについてるけど、
コスパのいいスキレットの中では、
トップバリュ・スキレットだけ。
ロッジのがこちら。
ランチですが、パンも食べたいので、
コッペパンを焚火ハンガーのハンガーロストルに載せて、
ファイアスタンドの薪の炎であぶります。
うーん、やっぱりフレッシュバジルや
イタリアンパセリの緑色が欲しかったなぁ…。
デザートは、尾張屋で買った、カットパイン。
「半額だったんだもん!」
「一人一パック?? たっぷりあるね!!」
ランチを焚火でやるのは楽しいですよ!1
お勧めです。
ただし、風向きとその強さによっては、
こっちが燻製になります。
この日は風が強くて、煙が横に流れ、
ややしんどかったですね。
サイトも、だんだん混んできました。
でも、以前、200組超の満員御礼に比べると、
まだスキマがある…
その原因が、東京湾アクアラインの、
強風による通行止めだったということは、
その日にであった横浜からいらしていた
ソロキャンパーさんに教えていただきました。
お名前も伺えなかったのですが、
とてもステキなサイトをつくっておられました。
設営・撤収も、たったの30分ほどで…。
もしこのブログを読んでいただいていたら、
コメントをいただけると嬉しいのですが…
あのサイト、ぜひ紹介したいです。
では今夜はこの辺で失礼します。
次回は、エアフレームテント入魂式
第2日目 の午後。
いよいよ今回のメインイベント、
薪ストーブのエアフレームテントへの
インストールです。
ご訪問ありがとうございました!!
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