めざせ!! 設営20分を国内未発売の新幕で! Prologue

eco2house

2017年08月27日 16:44

悩みに悩んで、

探しに探して、

ウダウダと時間を浪費しつつ、

やっとお盆休みに発注して、

3日前に

ウチのフィールドギアの仲間入り。




一昨日、近くの公園で試し張りです。

Kampa Brean 4 Classic Air Pro Inflatable Tent 2017


カンパ ブリーン4 クラシック エアー プロ インフレータブルテント 2017モデル



これ、知ってますか??

たぶん、
「こんな幕、見たことない!」
という方が大部分ではないかと思います。



ヘンテコリンな外観ですよね。


菓子パンの、チョコ コロネ みたいだなぁ
…というのが私の第一印象。




ところで、新幕の条件7か条は次の通りでした。


1. 設営時間が短いこと。
 
  (私一人でも30分以内で設営完了!!
       とにかく設営時間短縮は、至上命題!)


2. ナイロンやポリエチレンではなく、
  通気性が高いポリコットン製。

  (結露はヤダな…)


3. 二人で過ごせる「リビング」としての広さがある
  
  (ベットルーム、つまりインナーテントはいらない。
   でも、リビングとしての広さは絶対必要!!)


4. 解放感たっぷりであること

  (私は「引きこもりキャンプ」はダメだなぁ…)


5. インナーテント抜きで重量20kg以内を目安に!!

  (一人で運べる限界だと思う)


6. 価格は10万円以内が目安

  (せめて四捨五入してこの価格で…って、「五入」はナイ)


7. 色は、ランクル70や焚火タープTCレクタとケンカしない、
  オリーブドラブやカーキ、ベージュなどのアースカラー

  (カラーコーディネートは緑の中に溶け込む色で)




あのね、そんな条件にあうのなんて、あるかいッッッ!!




…というわけで、
インターネット」、「WWW(ワールドワイドウェブ)」
…で、世界中を探しまわったあげく、
日本で売っていない、Made in UK

(ユナイテッドキングダム=イギリス製)

…の幕を、海外に発注と、なりました。




しかし、結果として、運賃・関税などを入れたら、
予算オーバー!!


(本体価格は、8月中旬のレートで、
 10万円未満だったけど…)


さらに、グラウンドシートと、
内部に敷く、あったかそうなカーペットを
つい、購入してしまって、さらに予算オーバー…。



さらにさらに、本体のカタログデータ重量21.5kg。

(インナーテントの重量込み)


グランドシートやカーペットを入れたら
インナーが別でも、
20kg越えとなって、オーバーウェイト確実!!



まぁ、ポリコットンだから、しょうがないか。


別々に運べばいいんだし…。


インナーは、はずして、別に収納しました。




さて…


なんで、ポリコットンにこだわったのか。
次はその理由です。



まず、寒い時に、テント内での結露が
気になりました。

どうしても、ポリエチレン系やナイロン系の合成繊維に、
防水(撥水)・防炎加工を施すと、
さらに通気性は損なわれるでしょう。




一方、菌類が大好きな栄養源の多糖類である、
「セルロース」が主成分のコットン…。

縦糸も横糸も、そのコットンからなる幕は、
ヨーロッパと違って雨が多く、
湿度が高い日本。


私にはその性能を維持していく自信が、
ありませんでした。



それに防カビ加工をしてあるとするなら、
いったいどんな薬剤を使っているのか、
その薬剤の「素性」が気になります。

しかし、その表示はされていないのです。

海外製品でも、日本の法律(品質表示法)に則って、
SDS(=Safety Data Sheet 安全データシート)
…を出してくれるんだろうか。


ウチの彼女は、アレルギー体質なので…。



ジーンズみたいに、
土などで汚れたら、じゃぶじゃぶ洗って
手軽に乾かせるのなら、いいんだけどな。

コットン幕のオーナーさんは、
テントクリーニングサービス
日常的に使っておられるのでしょうか。

一回、数千円~一万円超の出費かぁ…。

「コットン素材は(価格が)1.5倍」…う~ん…。





じゃあ自分で何とかする!?



でも、あるサイトに書いてあるコトバです。


雨撤収になったら、「必ず二日以内には乾燥するようにしてください」。



よく言われていることのようですが、

でもそれは、週初めに休みを取らないと、できない。


それから、そのサイトには、こんなことも書いてありました。


「コットンテントには全て防水に加え、
 防カビ加工が100%施されています」

…この、「防水」は、たぶん、「撥水」の間違いだと思うけどな。


だって、コットンを「100%防水」にしてしまったら、
通気性・透湿性が完全になくなってしまうからです。





…ということで、コットン幕はあきらめました。




そしてもう一点。

私たちのキャンプスタイルです。




ランクル70の横に、焚火タープTCレクタを張る。


その前か横に、焚火ハンガーを立てて、
ファイアスタンドで焚火。





そしてユニフレームファイヤーグリルに
FGハンガーをつけて、
ダブル焚火で焚火クッキング。




だから、やっぱり、焚火タープ同様、
ポリコットンでないと怖いかなぁ・・・と
考えたのでした。


(ところがポリコットン幕は、世界のどこでも
 重いし高い!!)






…でも、新幕の、解放感バツグンの「窓」のビニール、
火の粉が飛んでも
大丈夫なのかという大問題があるのですけど・・・。

(たぶん大丈夫じゃない…)




そもそも、私たちのキャンプスタイルでは、
テントは必要ありませんでした。


ランクル70が相棒だという大前提があります。


妻の就寝はランクル車内の、リンクスベットキットに。







私は、ルーフトップに積んでいる、
ルーフテント・オートホーム・コロンブスヴァリアントに。





でも、秋~春のキャンプでは、
オープンタープで、
夜中まで星月夜の下、
吹きっさらしですごすというのは、

やっぱり、寒くて…つらい。




カーサイドリビングは以前から持っていました。




そこで、カーサイドリビングの中で
ストーブを焚けばいいやと思って
武井バーナーパープルストーブを導入。


…と思ったんだけど、
やっぱり、カーサイドリビングの中は、狭くて・・・。

荷物置き場となりました。






そもそも、カーサイドリビングは、
テントじゃなくてタープです。


なぜなら、閉鎖した空間ではなく、
ランクルの車体の下から
風が思いっきり吹き込むから。




そこで、
薪ストーブと武井バーナーパープルストーブを、
妻のいるところを挟み込むようにして、
オープンタープで使用していました。







だけど、やっぱり風が吹いてくると、
オープンタープでは、寒い!!



そこで今回、リビングシェルターとして使える、
二人が過ごせる「テント」を
フィールドギアの仲間にしようと考えたのでした。



(やっと話がスタートに戻りました!!)





…というわけで、
Kampa Brean 4 Classic Air Pro Inflatable Tent 2017
です。







そもそも、本当はこのテント、
ツインベットルームのそれぞれに
二人ずつ就寝可能な、4人用です。


インナーテントはいらなかったんだけど、
セットになっていました。




そこでインナーテントを取り外してみました。



この広さなら、二人だけのリビングだったら、
大丈夫かな。



実は実物を見ないで、
細かいことは全くわからないまま、
イギリスに発注したので、
試し張りをしてみて、ちょっと安心しました。

あとは、9月のフィールドデビューが楽しみです!!



本当のところ、使ってみないとわからない
…ということだらけ。




・・・ところで、





おい、ビニールの窓は、
焚火の火の粉、本当に大丈夫なのか!?




…という、根本的な問題。

先ほども触れたのですが、
あんまり心配していなかったけど、
実物を見てみると、やっぱり心配…。



ポリコットンにこだわったことと、
自己矛盾してます。



でも、もう、このコはウチに来ちゃってるので、
おいおい対策は考えます。





では、今回はこの辺で終わりにします。


このテントのもうちょっと詳しいことは、
次の記事でご紹介しましょう。



実は、このテントの最も大切で重要な特徴を
書いていませんでしたので…。





ご訪問ありがとうございました!


(つづく)



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