耐風性最強!…と思われる幕を強風サイトのメインに ~外周を二重にペグダウンするベルテントみたいなティピーテント~
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[0] Prologue
強風・突風によるサイト崩壊事故。
風はその時が特別なのではなく、
その時、その季節で、
強い風の吹く気象条件であれば、
当たり前のように吹く…
だとしたら、そんな風が吹いても
当たり前のように耐えうるサイトを
つくらねばならない。
そこで考えたのは、
数年前にソロキャン用に
ギアチームのメンバーに迎えたけど、
デビューして、しばらくたったら
レギュラーから外してしまった、
耐風性能最強の幕を使うことだった。
これ以上の耐風性を求めるなら、
あとは山岳登山用のしかないかな…
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[1] 耐風性重視の幕
それは、デンマークのブランド、
耐風性の試験結果は、
Robens の website に
誇らしげに載っている。
数値は、気象では起こりえない
数値を示している。
ピッチングをしっかりやれば、
倒壊はない…と思っていいだろう。
from Robens website
[2] フェアバンクスのPitching (設営)
Robens のwebsite、
商品ページ右下に
Pitching …という項目がある。
Googleなどの自動翻訳をかけていると、
これは「投球指導」「ピッチング」…としか訳されないが、
「設営」「設営指導」…という意味だ。
そして図と共に、
多くのヨーロッパ系言語での説明がある。
☆Per favore clicca!!
ここで図を取り上げよう。
★なお、説明書には、
大したことは書いてないが、
翻訳したいときは
お勧めである。
Google tanslate.より
数段マシな翻訳をしてくれる。
1 まず切り込みのある方が
フロントの出入り口となるから、
その向きにテントを広げる。
日本では販社がたいてい、
オリジナルの黒いグラウンドシートを
つけてくれるだろう。
その上に広げるとよい。
俺は、このシートもペグダウンする。
そして、ソーイングクラウンドシート、
縫い付けられている
バスタブ型のグラウンドシートを
ペグダウン。
2 ポールを差し込み…、
3 そのポールを前のベルトの中に立てる。
4 最後に、ガイラインを引いて
幕にテンションをかけて、しわを伸ばし、
ペグダウンする。
さて、実はここが
この記事のキモになる。
フェアバンクスは、4人用の幕である。
でもそれは「就寝可能な人数という意味だ。
つまり、かなり背を低くしている。
これがまず耐風性の向上に
寄与しているのだろう。
そしてこれが
一番の要因だと思うのだが、
二重のベギングだ。
ピッチングの際、
ソーインググラウンドシートを
八角形にペグダウン。
モノポールを立てたのち、
外周のガイライン(ロープ)を
さらにペグダウン。
つまり、上図の八角形を二重に
ペグダウンしているのだ。
図中、網掛けの部分が
ソーシンググラウンドシート、
その周りがベルテントの
差し掛け部分である。
だから二重にペグダウンすることになるので、
ペグの数はやたら多く必要。
でも耐風性は上がる道理なのだ。
[3] 焚火調理スペース
調理器具の中でも、
「鉄」を中心に使うことにした。
これをどうレイアウトするか
…が今後の課題。
とくに、このままだと雨への備えがない。
この日も、夕方、
夕食の調理中に小雨が降ってきて
泡を食った。
フェアバンクスの中に
避難することはできるが、
焚火は避難できない。
フェアバンクスの入り口に、
プリムスツーバーナー・オンジャを配置して
使うことはできるのだが…
「入院」から帰ってきた
キャンバスシートタープを
風よけ、雨よけにどうつかうか、
次の課題だな。
[4] Epilogue
実は、フェアバンクスは
今回がフィールドデビューという
わけではない。
何度も、風の強いツンデレフィールド、
ホームの内山牧場や、
「森まき」こと、
森のまきばオートキャンプ場で
風の強い冬、
薪ストーブをインストールして
活躍していたのだ。
190428@内山牧場キャンプ場
180602@内山牧場キャンプ場
180602@内山牧場キャンプ場
190428@内山牧場キャンプ場
190223@森のまきばオートキャンプ場
190223@森のまきばオートキャンプ場
190203森のまきばオートキャンプ場
190223@森のまきばオートキャンプ場
★関連記事・フェアバンクスin森のまきばオートキャンプ場
2019/03/28
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次回は、東古屋湖サイトでの
フェアバンクスのピッチングなどについて
お伝えできればと思っている。
では今日はこのへんで失礼します。
ご訪問ありがとうございました。
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