水洗いしない「水場から遠いサイトの洗い物対策」、そして「対・野生動物のごみ対策」を～内山牧場レインキャンプ2～
★この記事のキャンプは、
2021年7月15日～17日に行いました。
[1] 雨の日には洗い物は乾かない
レインキャンプで一番困るのが、
雨の中、食器やスキレットなどをもって
離れた水場まで
洗い物に行くことだと思います。
そこで雨ザアザアキャンプのときの
私の「対策」を、
月並みですが、
ご紹介しておきます。
まず、「洗い物」を減らすこと。
そしてその「洗い物」も、
原則として、水洗いしないこと。
なぜなら、干そうと思っても
雨が降っていると、
まず乾かないからです。
鋳鉄製のダッチオーブンや、
私が愛用している、
フィネックス・
キャストアイアン・スキレット
…なんて、
ものの数時間で錆が浮きます。
「調理の汚れ」よりも
むしろ大問題なのは、
鋳鉄にとって「毒」となる酸素を、
鉄に結びつける、
「水」を取り除くこと
…ではないかと思うのです。
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[2] タープを張り終えた時の雨は
ミリタリーコットンタープを
陣幕とともに張り終えて、
「雨が降っても居場所がある」
…という状況に、なりました。
でも、雨の降り方はハンパない…
ご覧の通りです。
[3] プリムスツーバーナー・オンジャでつくるランチ
まだ昼ご飯を食べていないので、
とりあえずスキレット
1個だけでつくるランチ
…にチャレンジします。
(実はガスカートリッジを1個しか持ってこなかった…)
使うスキレットは
フィネックスキャストアイアン8incｈ。
愛用のスキレットですが、
メチャクチャ重い、
筋トレ仕様の調理器具。
なんせ、鋳鉄の厚さは、
6mmもあります。
今日のランチの主役、
メインの食材は鶏もも肉です。
まず軽く塩コショウして、
スキレットで焼きます。
このスキレットは
とにかかく厚い、鋳鉄製なので、
弱火でじっくり加熱できます。
写真がありませんが、
ダッチオーブン並みの
重さと密閉性を持ったリッド(蓋)
…があります。
自家製スイートバジルを使った
ジェノベーゼソースを絡めます。
冷凍して
オルカクーラーで持ってきて
丁度いい具合に解凍。
ジェノベーゼソース自体は
加熱すると色か悪くなるので
湯煎して穏やかに
加熱したほうがいいようだけど、
この際、メンドウなことは
一切略した、手抜き飯!!
ジェノベーゼソースの味だけで
十分なので、
冷凍アスパラは解凍したら
水を切って、
味付けしないで放り込みます。
ミニトマトはフレッシュだけど、
加熱するとすんごくウマイ!
トマトには
オリーブオイルを塗って
ソテーするんだけど、
ジェノベーゼソースを使うときは
ちょっと絡めるだけで、
大丈夫です。
まあるいブラウンマッシュルームは
油やチーズとの相性が
抜群です。
そして、
ラクレットチーズを
チキンに被せて…
これでスキレットにリッドをして、
しばらく置いて、
最後にちょっとパーナーで炙ります。
ホントは暖炉の火で
カタマリのラクレットチーズを熔かし、
溶けたチーズをそぎ落していただく
パンやご飯を摂ることもあるけど、
このときは
糖類(炭水化物)は抜きにしました。
デザート代わりに
甘い白ブドウのジュースをいただいて、
ごちそう様!
雨は降ったり止んだり…
今は小雨となり、
雲の中に入ったようで
サイトは濃霧の中に沈んでいます。
[4] 食後の片づけは、洗わない!
さあ、あとは食後の後片付け。
ジェノバソースを入れてきた
ジップロックはこのまま持ち帰って
ウチで洗います。
水がダイッ嫌いな
キャストアイアン(鋳鉄)スキレットは、
もちろん、水で洗わずに
ペーパータオルでよく拭きます。
ガーリックバターなどを使った場合、
においが気になることもあるでしょう。
そんな時はオリーブオイルをしみこませた
ペーパータオルで拭き取れば、OK!
むろん、スパチュラやフォーク、
ナイフなども同様に。
なお、これらの
調理器具・食器、
むろんスキレットも、
帰宅後に
しっかり手入れをします。
[5] 拭き取りの後に残った
ペーパータオルなどのゴミは…
さて、あとはゴミです。
ここ、内山牧場は、昨シーズンまでは、
焚き火の後の灰や消し炭なども、
すべて持ち帰りでした。
今期からは、完全消火してあれば、
それだけは捨てられるようになりました。
まず、「生ごみ」は、
私はほぼ全く出しません。
それが出る食材は
もっていかないからです。
たとえば、リンゴは、
季節によっては持っていくけど、
皮ごと、芯まで食べ尽くします。
ですから、「食べ残し」を
ゴミにすることは一切ない。
万一、料理をつくりすぎた時のために、
複数のタッパーと、
ジップロックを持参しています。
ただ、バナナの皮みたいに
食べられないものは、
生ごみにならざるを得ません。
そこでゴミ箱…を
いろいろ試した結果、
ベストなのはこれ。
サーモス20Lソフトクーラーです。
これに、生ごみ、缶などの不燃ごみ、
紙ごみを入れる、
ビニール袋を入れておきます。
このソフトクーラーボックス、
来るときには朝飯にするおにぎりや
飲み物などを入れてきています。
クーラーボックスを
ごみ入れにする理由は、
野生動物対策です。
でも、自然豊かな
フィールドじゃなくても、
ネコやネズミの侵入を
受けたことがあります。
だから、生ごみも、
車内への持ち込みを徹底。
Instagram(@orcacoolers.jp)より
冷蔵が必要な食品は、
熊でも開けられない、
オルカクーラー、
これはタープ下に。
そしてランクル車内に置いてある
常温保管食品用の
イグルークーラーボックス。
そして生ごみが
サーモスソフトクーラー
…というわけです。
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雨はまだ降り続いていますが、
ランチもおいしくいただきました。
いよいよ、メインイベントの
「雨中の焚火」です。
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コロナワクチン2回目接種の副反応で
しばらくヨレヨレだったのですが、
ようやく復活いたしました。
次回はここから
再開させていただきます。
ご訪問ありがとうございました!!
☆キャンピングギアチーム・焚火ユニット斧鉈グループ
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