秋だけど、虫はいっぱい!? オニヤンマ君と赤トンボ(アキアカネ)、そして金色の蜘蛛 ~東古屋キャンプ場[9]~

eco2house

2020年10月24日 17:15

 


この夏、ブレイクしたアウトドアグッズ
オニヤンマ君。


湖だった場所に広がる草原に
赤トンボ(ナツアカネorアキアカネ)や
チョウなどの虫が飛び回る。


オニヤンマは空中で
他の昆虫を捉えるハンターだから、
それが見えると
他の虫が寄ってこなくなる…


そういう触れ込みの
虫よけグッズだった。


東古屋湖だった草原を
大きな複眼で見渡すような
オニヤンマのデコイ。


虫よけとしてブレイクしたけど、
その効果はどうだろう。


少なくても俺の目の前では、
多くの虫たちが活動中。


オニヤンマ君の、
虫よけ効果の検証は、
「科学的」には、
難しいかもしれない…


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ふと気が付くと、キャンプキッチン前、
赤トンボが、
ガイラインで休んでいる。



木製ランタンスタンド、
[BLACK DESIGN] シダレ桜に、
吊るしてみた。


★シダレ桜 関連過去記事





その上に、赤トンボがとまって
お休み中。



足元では、フタスジチョウ
Neptis rivularis が遊んでいる。


このあたりでは、
あまり見られない種類らしい。


でもこのコは、本来、
6月から8月に発生するから、
もう命のバトンは
次世代に渡しているんだろう。


ボロボロで文様がかすれた羽が
このコの
生きてきた苦闘の歴史を
示している。



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小さな細かい虫が群がっている。


ここもオニヤンマ君のいる
「シダレ桜」の足元なのだ。




おッ、目の前で、金色の綺麗な蜘蛛が、
素早くガイラインを駆け上がっていく。



風を待って、糸を空間に放ち、
糸が風に吹かれる力を利用して
空に舞い上がり、
新たな巣(…罠…)をつくろうと
しているんだろう。



蜘蛛…というと、
ニガテな人もいるかもしれない。


このコの写真を見て、
記事の閲覧を
やめてしまうかもしれない。


でも、これを読んで
いただいているあなた…


少なくとも
アウトドアフィールドで
過ごした経験があり、
これからも、あるのならば、
彼らを忌み嫌う…のは
やめてほしい。


好きにならなくても、いい。


でも…


以前、サイト横の蜘蛛の巣に
殺虫スプレーを
吹き付けている子供を見て、
愕然としたことがある。


それは、大げさでなく、
虐殺行為である。


彼らはただ、そこに棲み、
生きているだけなのだ。


まして、私たちにんげんを
刺したり、咬んだりも
しないのだから…




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…実はこのオニヤンマ君、
次のキャンプ、「うたた寝の森」でも
一緒にフィールドに入った。





キュートな複眼は、
森の中では、獲物を探すのには
適さないかもしれない。


川辺でハッチアウト(羽化)した
水棲昆虫を狙う性質から、
釣り人の皆さんに
人気が出たんだと思う。


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では今回はこのへんで。


ご訪問、ありがとうございました。


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