風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~
水のない湖のほとり、
大型重機が唸りをあげる、
重低音の騒音の中での設営を
とりあえず終えて、
遅めのランチを食べるために、
焚火を始めよう!!
ここは、渦巻く強風が
よく吹くフィールド。
気をつけながら、
炎と付き合っていく。
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まずちっちゃめな薪をつくっておく。
ハンドアックスは、
洋斧には珍しく、
刃が薄く、
リーズナブルで使いやすい。
薪割用にふさわしい、
切斧である。
ファイアーサークルを
焚火台・ファイアグリルの上に
組み立てておいてその中に…
主に斜め後ろから
不規則な
かなり強めの風が吹いている。
このフィールド特有の
渦巻くような風だ。
でも、湖に水がないせいだろうか、
いつもとは違った、
atmosphere を感じる。
重機はいま、昼休みらしくて
とりあえず静かになったのだけれど。
背後にフェアバンクスを張り、
前にはランクル70がいる。
こうしておけば、
風はかなり弱まる。
それでもダメなら、
ミリタリーコットンシートの
焚火陣幕を張るけど、
今回はその必要はなかった。
ファイアーサークルがあれば、
たいていの場合は、
炎が吹き消されることはなく、
維持することができる。
でも、このフィールドは
フリーサイトだから、
万一、「密な状態」になって、
火の粉が飛んでトラブる恐れが
ここでは十分にありうる…
そこで、そんな時でも
火の粉の飛ばない焚火燃料を
珈琲のグリーンビーンズ(生豆)を
輸入するときに用いられる
麻袋に入れて持参した。
この、オガ備長炭と…
紀州備長炭である。
これらの炭は、薪が燃えて、
そのガスになる成分が
ほぼなくなった、
文字通り「炭化」した状態。
つまり、炭火≒熾火…なんだ。
一定の火力が維持されて
煙も、もちろん火の粉も
生じないから、
調理にとても適した燃料である。
そこでまず、
火の付きが良く、
立ち上がりの早い、
焚火燃料の檜材で火をつけ、
オガ炭や備長炭を
挟み込むように加熱して
「使える熾火」をつくっていく。
もつ煮込みに使う調理器具は、
UFダッチオーブン8インチ
10インチだと大きすぎて、
6インチだと小さすぎる。
このダッチオーブンを、
常時、2個、
ランクル70のカーゴスペースに
積んでいる。
…よし。
これはじっくり弱火で
夕飯まで煮込むことにしよう。
…実はこのもつ煮込み、
妻が3日前から
煮込んでくれていたので、
今は仕上げのひと手間…なのである。
いつも食材を運んでくるクーラーボックスは
オーブナした時に、
冷気が逃げにくくするために
タオルを敷いている。
右側のポリ袋には
7-11のブロックアイス。
これは結構、優秀な冷却材で、
真夏でも2泊3日のキャンプでは、
まず確実に帰宅するまで融け残っている。
これはじっくりゆっくり弱火で加熱して、
夕食のメインにしよう。
ではランチは…?
…これだ。
キャンプでは、
「いつもは食べられないもの」を
食べることにしている。
今回は、成城石井の、
「ココナッツクリーム
ガーリックシュリンプ
トマトカッペリーニ」
…である。
ちなみに「カッペリーニ」というのは、
素麺みたいな1mmくらいの、
冷製パスタによく用いられる
極細パスタだ。
実はこのカッペリーニを入れている、
食器として使っているシェラカップは、
学生時代に手に入れた
元祖シエラカップ以来、
初めて購入したシェラカップなんだ。
@自宅2F東側テラスカウンター
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ここから、また別の、
「お伝えしたい物語」になるので、
今回はこのへんで失礼します。
ご訪問、ありがとうございました!!
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