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2022年01月22日

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


水のない湖のほとり、
大型重機が唸りをあげる、
重低音の騒音の中での設営を
とりあえず終えて、
遅めのランチを食べるために、
焚火を始めよう!!


ここは、渦巻く強風が
よく吹くフィールド。


気をつけながら、
炎と付き合っていく。


************


風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


まずちっちゃめな薪をつくっておく。


ハンドアックスは、
Fiskars X7 Hatchet 7850


洋斧には珍しく、
刃が薄く、
リーズナブルで使いやすい。


薪割用にふさわしい、
切斧である。


ファイアーサークルを
焚火台・ファイアグリルの上に
組み立てておいてその中に…

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


主に斜め後ろから
不規則な
かなり強めの風が吹いている。


このフィールド特有の
渦巻くような風だ。


でも、湖に水がないせいだろうか、
いつもとは違った、
atmosphere を感じる。


重機はいま、昼休みらしくて
とりあえず静かになったのだけれど。


背後にフェアバンクスを張り、
前にはランクル70がいる。


こうしておけば、
風はかなり弱まる。


それでもダメなら、
ミリタリーコットンシートの
焚火陣幕を張るけど、
今回はその必要はなかった。



風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


ファイアーサークルがあれば、
たいていの場合は、
炎が吹き消されることはなく、
維持することができる。


でも、このフィールドは
フリーサイトだから、
万一、「密な状態」になって、
火の粉が飛んでトラブる恐れが
ここでは十分にありうる…


そこで、そんな時でも
火の粉の飛ばない焚火燃料を
珈琲のグリーンビーンズ(生豆)を
輸入するときに用いられる
麻袋に入れて持参した。

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


この、オガ備長炭と…

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


紀州備長炭である。

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


これらの炭は、薪が燃えて、
そのガスになる成分が
ほぼなくなった、
文字通り「炭化」した状態。


つまり、炭火≒熾火…なんだ。


一定の火力が維持されて
煙も、もちろん火の粉も
生じないから、
調理にとても適した燃料である。


そこでまず、
火の付きが良く、
立ち上がりの早い、
焚火燃料の檜材で火をつけ、
オガ炭や備長炭を
挟み込むように加熱して
「使える熾火」をつくっていく。

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


もつ煮込みに使う調理器具は、
UFダッチオーブン8インチ

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


10インチだと大きすぎて、
6インチだと小さすぎる。


このダッチオーブンを、
常時、2個、
ランクル70のカーゴスペースに
積んでいる。

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


…よし。


これはじっくり弱火で
夕飯まで煮込むことにしよう。


…実はこのもつ煮込み、
妻が3日前から
煮込んでくれていたので、
今は仕上げのひと手間…なのである。


いつも食材を運んでくるクーラーボックスは
ORCA Coolers 40 Quart


オーブナした時に、
冷気が逃げにくくするために
タオルを敷いている。

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


右側のポリ袋には
7-11のブロックアイス。


これは結構、優秀な冷却材で、
真夏でも2泊3日のキャンプでは、
まず確実に帰宅するまで融け残っている。

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


これはじっくりゆっくり弱火で加熱して、
夕食のメインにしよう。


ではランチは…?


…これだ。

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


キャンプでは、
「いつもは食べられないもの」を
食べることにしている。


今回は、成城石井の、

「ココナッツクリーム
 ガーリックシュリンプ
  トマトカッペリーニ」

…である。


ちなみに「カッペリーニ」というのは、
素麺みたいな1mmくらいの、
冷製パスタによく用いられる
極細パスタだ。

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~


実はこのカッペリーニを入れている、
食器として使っているシェラカップは、
学生時代に手に入れた
元祖シエラカップ以来、
初めて購入したシェラカップなんだ。

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~

風が吹いても火の粉を飛ばさず焚火をする!! ~水のないダム湖の「ほとり」で騒音キャンプ②~
@自宅2F東側テラスカウンター


************


ここから、また別の、
「お伝えしたい物語」になるので、
今回はこのへんで失礼します。



ご訪問、ありがとうございました!!




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この記事へのコメント
こんにちは。

オガ炭は以前使ってましたが、確かに調理にはこの上なく便利ですよね。

ウチの場合は近所のホムセンでは売ってなくて、ちょっと遠いところまでいかないと買えないのが災いして最近は使ってないですけど ^^;

オミクロン株のせいでまたしばらく出撃できそうにないですけど、久々に炭火が恋しくなりマシタ ^^;
Posted by GRANADAGRANADA at 2022年01月22日 21:04
◆GRANADAさん こんにちは。

>オガ炭は以前使ってましたが、
>確かに調理にはこの上なく便利ですよね。

考えてみれば、スゴくエコな燃料ですしね。

>ウチの場合は近所のホムセンでは売ってなくて、
>ちょっと遠いところまでいかないと買えないのが災いして
>最近は使ってないですけど ^^;

ホームセンターにナナマル君でいくと、
5km先に行くだけで1Lのガソリンを食っちゃうので、
私はオガ炭、もっぱら通販です…

>オミクロン株のせいでまたしばらく出撃できそうにないですけど、
>久々に炭火が恋しくなりマシタ ^^;

そうですねー。
BBQもいいけど、ウチの今夜の「晩御飯」は、
電気オーブンで焼いた、ピッツァでした。
薪ストで焼きたいです…
でもこれ、食べた後に、「膨らむ」んですよね…
食べすぎたかも。
Posted by eco2houseeco2house at 2022年01月22日 21:24
これは、働く車好きにはたまらないサイトですが、
ゆっくり静かにキャンプを楽しむには、
夕方の作業終了を待つしかないですね、、、

カッペリーニ、お洒落なイタリアンランチで
初めて食べた時には、
食べ甲斐無いなーとか思いましたが(笑)
たまには良いですね。

私はキャンプだと、なんとなくペンネが
食べたくなります。
Posted by ともパパともパパ at 2022年01月23日 17:03
◆ともパパさん  コメントありがとうございます。

>これは、働く車好きにはたまらないサイトですが、
>ゆっくり静かにキャンプを楽しむには、
>夕方の作業終了を待つしかないですね、、、

そうですね。
もう、それしかありませんでした。

>カッペリーニ、お洒落なイタリアンランチで
>初めて食べた時には、
>食べ甲斐無いなーとか思いましたが(笑)
>たまには良いですね。

最近、にゅうめんっていう、
暖かくして食べる素麺みたいな乾麺をいただいて、
これを冷製トマトソースでいただいたら、
思いっきり、カッペリーニでした。
パスタの食文化は、
世界中に似たのがあるんですね。

>私はキャンプだと、なんとなくペンネが
>食べたくなります。

ペンネだと、アラピアータが好きです!!
でもキャンプでペンネは食べたことないです。
今度試してみようかな。
Posted by eco2houseeco2house at 2022年01月23日 17:34
ども。

静かな湖畔でのキャンプを思い描いて、重機の騒音は
ちょいとビックリですね。

僕的には、ずっと見ていられる光景ですが、
その距離ではやはり、うるさいでしょうね。


ダッチオーブンの下の薪に挟まれたオガ備長炭がいい仕事を
していますし、イイ画ですね。
Posted by うち。うち。 at 2022年01月23日 20:40
◆うち。さん ども。

>静かな湖畔でのキャンプを思い描いて、
>重機の騒音はちょいとビックリですね。

ハイ。かなり刺激的な体験でした。

>僕的には、ずっと見ていられる光景ですが、
>その距離ではやはり、うるさいでしょうね。

私も重機自体は嫌いじゃないんですが、
キャンプのシチュエーションではちょっと…

>ダッチオーブンの下の薪に挟まれたオガ備長炭が
>いい仕事をしていますし、イイ画ですね。

いい画ですか?
ありがとうございます!!

これはもう、紀州備長炭、
オガ備長炭を生み出した、
日本人の英知に乾杯!!
…っていう気分ですね。
Posted by eco2houseeco2house at 2022年01月23日 21:39
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