2017年06月28日
ルーフテントからの眺め prologue ~コロンブス・ヴァリアントとの出会い~
私たちの第1期キャンプは三人息子たちがみんな小学生だったあの頃。
3人がみんな独り立ちして、長男が結婚、孫が生まれて、
子育てに夢中だった「あの頃」がフラッシュバックしました。
上の写真はその第2期最初の内山牧場での「日の出」。
ランクルでの最初のキャンプです。
後ろにちょこっと見えているのが、
第1期キャンプでのテント、
モンベル・ムーンライトⅤ.
最初はふたりだけでキャンプをする気はまったくなくて、
車中泊であちこちに行こうと考えました。
だから、狭いランクル車中泊…じゃなくて、「車上泊」。
だけどやってみたら、いわゆる「観光」は私たちの肌に合わなかった。
それでふたりぼっちデュオキャンプ開始!!・・・となったわけです。
そして、「いびき対策」で、車内別居…というか
車中(工房リンクスベットキット)と、
ルーフトップ(オートホーム・コロンブスヴァリアント)
・・・の、ツーベットルーム化を実現。
そのルーフテント・コロンブスヴァリアントの使い勝手を
写真を中心にご紹介します。
最初はふたりだけでキャンプをする気はまったくなくて、
車中泊であちこちに行こうと考えました。
だから、狭いランクル車中泊…じゃなくて、「車上泊」。
だけどやってみたら、いわゆる「観光」は私たちの肌に合わなかった。
それでふたりぼっちデュオキャンプ開始!!・・・となったわけです。
そして、「いびき対策」で、車内別居…というか
車中(工房リンクスベットキット)と、
ルーフトップ(オートホーム・コロンブスヴァリアント)
・・・の、ツーベットルーム化を実現。
コロンブスのいいところは、
まず場所を選ばず、瞬速設営!!・・・というところです。
ものの数分で、就寝可能。
そして、それ自身が結構な収納能力を持っていることです。
そのルーフテント・コロンブスヴァリアントの使い勝手を
写真を中心にご紹介します。
ではまず私たちが最初にコロンブス君と出会った時の写真。
外見よりも内部は広く感じました。
テント展開時の外見が三角形なので、
寝っ転がると視線が高くまで届くので、
平面の面積より余計に広く感じるのかもしれません。
付属の枕2個とカタログ写真。
あ・・・。そろそろ時間切れです。
続きは倉庫内での取り付けと初車中泊・・・じゃない、
ルーフトップ泊です。
・・・と思ったら、もう記事にしていました!!
ご訪問ありがとうございました!!
(つづく)
2017年06月26日
ラズベリーたちのミックスジャム
ECO2HOUSEの2Fテラスには、西日除けのラズベリープランターがあります。
毎年、そこでこの時期に次々と実をつけるラズベリーたち。
ブルーベリーと違って、野鳥たちとの「採り合い」になりにくいので、
結構たくさん採れます。
ただし、断続的に。
そこで、採ったらすぐに冷凍してストックし、
その季節最後にまとめてジャムにしています。
これはその、ミックスベリー。
インディアンサマー、ゴールデンクイーン、ブラックベリー、ポイセンベリー・・・。
まだ残っていたゴールデンクイーン。
小さいけど、味は抜群。
今シーズン最後の収穫となりました。
フリーザーから、採りためておいたベリーをすべて出し、
20%ほどの白糖を加えてかき混ぜます。
しばらく置くと、ベリーから水が出てきます。
一滴の水も加えずに、弱火で煮詰めます。
アクを取りながら・・・。
ほぼ、出来上がりです。
大きな500g入りジャムのビンに3個、1.5kgほど、ラズベリージャムができました。
爽やかな酸味があるので、バニラアイスクリームにかけると絶品!!
パンケーキにも抜群に合います。
溶かしバターとの相性が抜群ですから。
8枚切りのカリカリぎみに焼いたトーストにバター
(・・・健康上の理由でオリーブオイルになることも・・・)
を塗って、そのジャムをたっぷり載せて食べても、んまいです。
・・・ただ、このベリーミックスジャム、
細かい種に気を付けないといけない。
歯の間に挟まると、・・・。
ご訪問ありがとうございました!!
2017年06月25日
バウルーでパンを使わないホットサンドレシピ!! ~カップ麺編~
バウルーでパンを使わないホットサンドレシピ!!
第4弾は、カップ麺編です。
第4弾は、カップ麺編です。
このメニューのポイントは、ソース焼きそばじゃないっていう点。
目指したのは、中華料理屋で出てくる、
表面がカリカリに焼けてるあんかけ焼きそばです。
今回は、定番のしょうゆ味。
非常食としての買い置きのひとつ、
「ごっつ盛りワンタン醤油」を使います。
今回、あんかけの「あん」は、時間がないので、
妻がお弁当用につくった豚キムチを乗っけることでお茶を濁します。
カップ麺を短めの時間でつくったら、
バウルーにどんどん載せて、具のワンタンも載せます。
この後、さらに麺をすべて載せました。
バウルーを閉じて、1分ほど弱火で加熱。
タールオーバーしてから開けてみて、焼け具合を確認します。
何回かターンオーバーを繰り返すと、
両面とも、いい焼き色になりました。
お皿をかぶせて、最後のターンオーバー。
できた!!
ピザカッターで切り分けます。
あまりにいい匂いでおいしそうだったので、
うっかりちょっと、かじっちゃった・・・
なにコレ!? んまい!!
かじっちゃった後を豚キムチで隠して・・・
崩してみると、中の面はジャストの軟らかさ。
外側のカリカリ麺とのコントラストが最高です。
おなかがすいて我慢できず、
断面とかの写真を撮り忘れました・・・。
食べかけの写真でスミマセン!!
これ、味がソース焼きそばじゃなくて、中華料理屋さんの焼きそばなんです。
(ソース焼きそばでも旨そうだけど)
カップ麺を塩やトンコツに変えると、きっと趣きがどんどん変わるでしょう。
簡単すぎて、旨すぎるので、
今そこにあるカップ麺で、(騙さないけど)ダマサレタと思って、
みなさん、ぜひお試しください!!!!
ご訪問ありがとうございました!!
まだまだ新レシピの「構想」はありますが、
とりあえず次は別テーマでレポートします。
(つづ・・・かないかも・・・)
2017年06月25日
バウルーでパンを使わないホットサンドレシピ!! ~もちピザ編~
バウルーサンドイッチトースタ、パンを使わないレシピの第3弾です。
そもそもウチは、トーストは6枚切り。
厚焼きで、中がフワフワなのが妻の好みです。
(私は8枚切りでカリカリぎみのがいいんだけど・・・)
だから、常備してあるパンは6枚切り!!
当然のこととして、
ホットサンドをやるとなると、
それ専用に8枚切りを買って来なくちゃダメ。
これが「パンを使わないホットサンド!? レシピ」を
試してみようと思った最大の動機です。
今回は、非常用食料として備蓄してある、切り餅。
非常食の備蓄は、日常的に使っていって、
常に新しいものと交換していかないとダメだから。
ちなみに、非常食定番の乾パンは、しんどい。
「非常食ディナー」をやってみるとわかります。
一回の食事にだって、パサパサしてしんどいけど、
スープにつけたりすれば、満腹になるまで、食える。
(食べられないことはない)
でもこれを二食以上続けて食事代わりに食べてみると
・・・つらいですよ。
それに、乾パンって、結構、高いし、かさばるし。
さて、では、もちピザです。
切り餅は、薄くスライスします。
硬くて切りにくかったら、小分けしてある袋ごと茹でるか、軽くチン。
まな板の右端のは、加熱しすぎて軟らかくなりすぎた切り餅です。
その場合は、指で伸ばしたりして、ある程度「成型」できます。
バウルーにオリーブオイルをキッチンペーパーで塗り、潰したにんにくで香りをつけておきます。
薄くスライスしたもちを並べて、ビザソース(トマトソース)を塗ります。
今回は市販のソースを使いました。
その上に生バジルとチーズをたっぷり。
バジルはウチのキッチンハーブコンテナからそのたびに収穫します。
・・・あれ!? 一枚、バジルじゃないのが写っていますね。
隣のコンテナに植えてある柿の苗木の葉っぱかな。
さらに、もちピザのドゥ(生地)であるスライス切り餅を載せて・・・。
弱火~中火で加熱。
2分くらいしてバウルーを開けて様子を見ると・・・
いい感じです。
この後、何回かターンオーバーして両面に焼き色を付けた後、
お皿に盛りつけます。
バウルーのもちピザにお皿をかぶせてひっくり返します。
この料理に限らず、サンドイッチトースタを使っているときは、
お皿をかぶせてひっくり返せば、
きれいに楽ちんに、お皿に盛れます。
フライ返しなんて必要ありません。
イタリアンパセリとタイムを添えました。
余っていたバジルも…。
ピザカッターで切り分けてみました。
チーズと、もちが、トロトロです。
トッピングは、トマトソースと生バジル。
つまり、マルゲリータ。
私は、マルゲリータが一番、うまいピザだと思います!!
(ドゥはもちじゃなくて小麦粉でつくったカリカリピザが、ウチのスタンダードですが)
私はこのマルゲリータとジェノバソースをつくるために、
毎年、バジルを育てているくらいです。
逆に言うと、生のフレッシュなバジルは
ぜひとも欲しいですね。
みなさん、生バジルは買うと高くつくけど種は安いから、
ぜひコンテナ栽培にチャレンジしましょう!!
・・・もっとも、以前、季節外れのマルゲリータのとき、
市販の粉末バジルでも代用できました。
つまりバジルの香りが、マルゲリータの決め手!!
それから、最初、バウルーにオイルを塗るときに、
潰したニンニクの香りも、軽くつけておくのが
もう一つのコツだと思います。
ご訪問ありがとうございました!!
次はジャンクな食材にチャレンジしたランチレポです。
(つづく)
第4弾 カップ麺 ~本格中華焼きそば~
2017年06月22日
バウルーでパンを使わないホットサンドレシピ!! ~卵料理編~
今日のバウルークッキングは、
卵料理です。
料理名は、
「市場で買った卵 ハムチーズのターンオーバー」 !?
なんだか旨そうに聞こえます。
ちなみに、「ターンオーバー」とは両面焼きという意味。
まずチーズをたっぷりと入れたところに、卵2個を割り入れます。
黄身をつついて全体に広げます。
妻がスーパーで見つけた安いハムを1枚ずつ乗っけて、塩コショウ。
そしたらちょっと加熱して、
開けてみたらちょっと寂しいので、
カロリーにうるさい彼女の目を盗んで
大好きなチーズをひとつまみずつ足しました。
そして最後の加熱です。
ターンオーバー(ひっくり返し)て、タマゴを上にした状態で開けたのが、これ。
でもこれで盛り付けると、タマゴが上に来ない。
そこでバウルーを閉じてから、もう一度ターンオーバーして、
ハムチーズが上になった状態で開けたらお皿を載せて、
バウルーごとひっくり返すと、うまく楽ちんに卵がお皿に!!
塩コショウして、ピザカッターで切り分けます。
これを包丁でやろうとすると、うまくいきません。
コロコロ転がす、ピザカッターが一番です。
二人でシェアして食べてみました。
んまい!!
バウルーを使うと、焼きおにぎりの時と同様に、
ひっくり返し(ターンオーバー)が楽ちんです。
もちろん、フライ返しも使いません!!
今回は、単純な目玉焼きじゃなくて、
ハムとチーズという黄金の組み合わせで
試してみました。
私は、目玉焼きは片面焼の「サニーサイドアップ」より、
両面焼きの「ターンオーバー」のほうが、
半熟の具合を簡単にコントロールできるから、好きなのですが、
バウルーでやると結構簡単にできます。
簡単に両面焼きができるという特徴を生かして、
今後もいろいろ試してみたいと思います。
ご訪問ありがとうございました!!
(つづく)
第4弾 カップ麺編
2017年06月21日
バウルーでパンを使わないホットサンドレシピ!! ~焼きおにぎり編~
私たちのキャンプでは、
金曜午後に出発して、土曜夕方に撤収、日曜に片付け・・・というパターンが多いので、
時にはかなり手軽に素早くできるメニューが大切です。
みなさん、全力で設営をしたのちに、
とにかく何か食べないとイライラしてくることってないですか?
今のところ、私たちのそんなときの緊急メニューはパスタが多い。
下のミートソース(妻はボロネーズと言ってたけど)も、
緊急時の「手っ取りディナー」にもってこいです。
でも、俺は、米を食いたい!! コメじゃないと力が出ない!!
・・・と、わめきたくなる。
とはいうものの時間がないのに飯炊きをするのは難しいし、
レトルトの場合、やっぱりおかずが欲しくなります。
だから、焼きおにぎりが手軽にできれば鬼に金棒!!
疲れた時に必要な栄養素は
糖類(=炭水化物。このコトバは今、Pure Chemistryでは使わないんだけど)
・・・が一番ですから。
・・・というわけで、バウルーサンドイッチトースタで焼きおにぎりです。
実は前回の、森まき緊急買い物キャンプの翌日の日曜日の朝食。
「・・・食べられるかな」・・・と妻がつぶやいたポソポソご飯です。
「こんなご飯、旨いわけないでしょ!?」 というので敢えてチャレンジ。
一粒一粒、大切に食べなさいとしつけられた年代です。
捨てるなんて、もってのほか。
「固まらないんじゃない?」・・・という言葉を背後に感じながら、
ポソポソご飯に醤油を加えて混ぜてから、
皿の上のバウルーに、どーん。
麹からつくった秩父おなめをたっぷり入れます。
母が両神村出身なので、私のソウルフード。
(駿河の国出身の妻は苦手!!)
おなめの上に醤油ご飯を足して・・・
蓋をして、ガスを着火!!
焼きおにぎりは、ウチのバーベキューのシメの定番だけど、
網焼きだと、ひっくり返すのが、むずい。
でもバウルーだとえらく簡単です。
(アタリマエ)
何度かひっくり返して3分ほどしたところで開けてみると・・・
いい感じじゃないですかぁ!!
バウルーに皿で蓋をしてひっくり返すと、
きれいにお皿に盛れます。
ピザカッターでは半分ににカット。
一人分のつもりでつくったけど、ちょっと多いので、半分こ。
凄く簡単。
網焼きみたく米粒がくっつかないし、ひっくり返すときトングで崩すこともない。
鉄板やフライパンの時みたく油がたっぷり必要なわけでもない。
しかも調理器具はバウルーだけ。フライ返しなども必要ありません。
片付けも簡単です。
ポソポソご飯も、まったく問題なくよみがえりました!!
バウルーで焼きおにぎり、お勧めです。
次はパン食のオカズ、卵料理にチャレンジしました。
私はこっちのほうがスゴいと思った。
ご訪問ありがとうございました!!
(つづく)
2017年06月20日
焚き火ハンガーの収納 ~ヨレヨレのスキューバダイビング用メッシュバック再利用!?~
焚き火ハンガーの欠点・・・
それは、「重くて嵩張ること」だと思います。
重くて長くて幅もある・・・。
これって結構持ち運ぶのに大変です。
メインポールは1.2m、ハンガーテーブルの幅は30cm。
下のような、いわゆる市販のトライポッドケースには、
一番大きな120cmの長さのこんなケースでも、
メインポール、サブポールと波型ハンガー、S字フックハンガーだけだと
かろうじて入りそうだけど、
ハンガーテーブルと鉄板ハンガーテーブルは入りません。
そこでメインポールとサブポールは、
ユージャックのハンマーランタンスタンド(なんちゃってパイルドライバー)のケースに同居。
・・・ちょっとはみ出てるけど。
ところでメインポールを打ち込むハンマーですが、
ペグ用ハンマーなんかじゃ、まだるっこしくてやってられましぇん。
ハンマーヘッド1.3kgの赤い重量級ハンマーで思いっきりゴンゴンやって、
30~50cmは、打ち込まないと、
食材満載の、重~い12インチタッチオーブンをかけたりする勇気がでないと思います。
ちなみにポールの尖った先端には、
ビニールホースを切ってはめ込みました。
そして、ハンガーテーブル、波型ハンガーなど、
みょうに重くてかさばるモノたちは、ハンマーとともに、
スキューバ機材用メッシュバックの中に。
思いっきり使い倒して、ヨレヨレのバックなので、
どんな形にでもなります(!?)。
ジッパーは塩を噛んでいて、開閉不能。
スキューバ用ウェイトを12kg(ドライスーツ着用時のヤツ)も
ナイフなどの小物とともにこの袋にブチこむ。
BCD(浮力調整ベスト)やレギュレータを
12Lのスチールエアタンクにつけたまま
このメッシュバックと一緒に真水プールにドブンと入れて、
「塩抜き」するのに使っていた、とっても丈夫なメッシュバック。
まさかこんな再利用をするとは思っていませんでした。
・・・カッコ悪いけどなぁ・・・。
それでは最後に、爽やかな朝の森まき(森の牧場オートキャンプ場)で
焚き火ハンガーの鉄板テーブルにフォールディングオーブンを載せてピザを焼いている風景を・・・
そして前日、食後の焚火ハンガーデビューのとき、夜の森まきキャンプサイトの風景も・・・
ご訪問ありがとうございました!!
2017年06月18日
鉄製品のメンテナンス ~ブラックポットは油汚れで黒くなった!?編~
ダッチオーブンは、酸化被膜(四酸化三鉄Fe3O4)が厚くなって、
どんどん深みのある黒になり、
「ブラックポット」になる・・・。
ほんとかなぁ。
確かに四酸化三鉄は黒い。
砂鉄(磁鉄鉱が砕けた粒子)の主成分だから。
しかし鉄の表面で、空気中の酸素が鉄と、
そう簡単に反応できるわけがない。
黒皮鉄板は、1000℃以上に加熱して表面に四酸化三鉄の被膜をつくる。
(だからユニのダッチオーブンは最初からブラックポット!?)
ガスや焚火でその温度が実現しているとはとても思えません。
それに、油を塗って酸素を遮断したら、鉄はそれ以上、酸化できないし、
そもそも酸化被膜ができた段階で、それ以上の空気酸化が起きるはずがない。
「炭化鉄ができているんだ」という「説」も見つけたけど、
炭化鉄はその名のイメージとは逆に、白い。
白銑鉄・・・だったかな。
調べたけどよくわからん(違ってたらゴメンなさい!!)。
・・・じゃあ、「ブラックポット」って何だろう。
私は、油汚れが徹底的に焦げ付いたもの!!・・・じゃないかと考えます。
そしてそれが徐々に炭化して固い炭素の層になったものじゃないかと。
オリーブオイルに限らず、食用油の主成分は脂肪酸トリグリセリドだから、
加熱を繰り返せば、徐々に炭化して単体の炭素(不定形炭素)になります。
炭素の単体には、極めて丈夫なカーボン繊維だってあるんだから、
丈夫でキレイなオコゲ(!?)もできてもおかしくない!?
それに、西部開拓時代の男たちが、めんどくさいメンテをしていたはずもない。
ダッチオーブンで硬い肉を煮込んて、玉ねぎ、トマト、豆、ピメントを加え、
食べながら何日も加熱を繰り返すアメリカ料理、チリ。
最初は赤さびが浮いてきただろうけど、
貧血防止の鉄分補給になるから、もちろんそのまま食べ続ける。
そして肉の油などでギトギトになって、
かつ、焦がしちゃったりしてさらに油が表面に馴染みやすくなる。
・・・・・・
そうやってブラックポットができたんじゃないのかなぁ。
そう考えると、ダッチオーブンのお手入れも気が楽です。
きれいにしすぎることがまずい。
テキトー(最も適当、適切)に、イイカゲン(良い加減)に・・・。
そもそもダッチオーブンの材料である鋳鉄(キャストアイアン)は、
炭素やケイ素、マンガン等の不純物を含み、
展性・延性は悪いけれど,
融点が低く流動性がよくてサラサラになるから鋳造しやすい。
つまり鍋などをつくりやすい。
鋳型がいい加減でバリができたって、そのまま出荷。
日本と違って大した問題にはならない。
だから、ジョゼフ・ロッジさんは、
決して様々な鋼材と比較してから鋳鉄で鍋をつくったんじゃなくて、
つくりやすかったから、キャストアイアンを使った。
西部開拓期に、安く多量に供給しやすい、
お手軽な調理器具としてつくられたんだと思います。
油ギトギトのままで使い続ければ、
ほぼメンテナンスフリーの鍋ってことですよね、きっと。
自分のダッチオーブンを、
完璧な「ブラックポット」にしていない私が言うのは、
おこがましいかもしれませんが…。
ご不快に思われた方がいらっしゃったら
ごめんなさい!!
・・・なお、食用油を使って長時間しまっておくと、
酸化した油になって体に悪い・・・なんていう記述もありますが、
使用前にその酸化した油を、新しい油でふき取りましょう。
たぶんそれで大丈夫じゃないかなぁ・・・。
ご訪問ありがとうございました!!
2017年06月18日
鉄製品のメンテナンス ~ダッチは錆びちゃダメだろ編~
森まきでのキャンプでせっかくつくった(ちょっと焦げちゃった)ダッチオーブン料理。
強風のため撤収を繰り上げて、帰宅後に夕食としていただいた後のお話です。
焚火ハンガーはもしかすると錆びてもいいのでは?
と思っているのですが、ダッチは・・・。
極上のお飲み物を飲みすぎて、
いい気分になり、眠くなってしまったので、片づけを妻がやってくれました。
残った料理をタッバーに入れて、
ダッチオーブンは、きれいにたわしで洗剤を使って完璧に…!!
翌朝、キッチンを出たところに干してあったダッチです。
さすがの鋳鉄製。
酸化反応の受けやすさは天下逸品。
もともと、完全な「ブラックポット」ではありませんでしたが、
しっかり錆びてます。
鉄が錆びるのは必ずしも悪いことじゃないけど、
調理器具に関しては、
金気がしたり、アントシアニン系色素がある食材の色がおかしくなったり…。
あんまりいいことじゃないようです。
そこでいつものように、オリーブオイルを塗りました。
赤さびを完全に落としてからという記述も見つけたけど、
本当にそれが必要なのか、
ちょっと疑問に思っています。
そもそもブラックポットって、どういう状態なのか。
アメリカ西部がフロンティアだった昔、
キャストアイアン製の、錆びやすいこの調理具が
調理具だけの用途で使われていたとは思えません。
がんばって続けます。
ご訪問ありがとうございました!!
(つづく)
2017年06月18日
鉄製品のメンテナンス ~焚火ハンガー 錆びちゃいけないのかな編~
鉄製品を錆びさせたら、ダメに決まってるだろう!!
・・・っていう声が聞こえてきそうです。
でも、ほんとかなぁ・・・と思っているんです。
なぜかというと、それはウチの東側フェンス。
今はクライミングローズと、
チェリーセージなどを植えている東側ボーダーガーデンです。
ここにチューリップやオダマキなどの花を植えているとき、
抜いて持って行ってしまう方々がいて(!?)、
拙い手作りで、フェンスを作りました。
使ったのは基礎用の鉄筋とワイヤーメッシュ。
この材料を選んだ理由は、とにかく安いこと。
後ろに見えているビニール被覆アルミフェンスとは価格が二桁も違います。
それにこれ、10年以上も、雨ざらしなんですよ。
もちろん錆びていますが、ボロボロに朽ち果ててなどいません。
・・・ていうか、朽ち果てるのにあと何年かかるんだろう…
それに、錆びの色が、植物の緑や薔薇の花色に
とても合うのです。
(鉄イオンの補充にもなる!!)
焚き火ハンガーも、
もしかして錆びたほうが「美しい」かも・・・
なんて考えてしまのです。
みなさん、どう思いますか??
ご訪問ありがとうございました!!
(つづく)