2017年06月04日
ランクル70 と クライミングローズ 4. 来季に向けた最初の作業

いよいよ6月。
ECO2HOSEのクライミングローズたちも、
花の季節を終わらせつつあります。
ランクル70の横に咲き残っているのは、
ピエールドロンサールPierre de Ronsard
左上、ランクルのすぐ上で咲き残っているピンクの薔薇は、
エンプレスジョゼフィーヌEmpress Josephine です。
薔薇吹雪の季節となったわけですが、
ロサ・ムルテイフローラ(ノイバラ)、ファイルヘンブラウのような
原種または原種に近い品種以外は、
花がら摘みをしないで開花後に放置してローズヒップを結実させてしまうと、
著しくエネルギーを消耗し、来年の開花に影響が出てしまいます。
そこで、生殖栄養を浪費しないように、「花がら摘み」が必要となるわけです。
(ただ、野鳥たちのために、一部の小輪房咲の薔薇はローズヒップを結実させますが)
…でも、この花がら摘みが結構大変。
高枝ばさみで花の首元から切り取り、害虫がいる可能性があるので、
放置せずにまとめて捨てなければなりません。
ずっと上を見ながらの根気のいる作業です。
しかも量がハンパではありません。
一か所の、たった一回の花がら摘みで、下の写真のようにたくさんの花がらが出ます。

実はこれ、妻が担当してくれています。
彼女の、「花いっぱいの家にしたい」という言葉で始めた
クライミングローズによる薔薇いっぱいのECO2HOUSEづくりですが、
私だけではもちろん花いっぱいには、できません。
花がら摘みは、地味だけど、
必ず必要な来季にむけた最初の選定作業なのです。

2Fの薔薇は (よく驚かれますが) 全部、プランター植えなので、
プランターの根元に落ちた花がらや花びらも、まとめて捨てなければなりません。
上の写真は、2Fベランダの東南の角で咲き残ったハイブリッドムスクのマダムアルディMme Hardy
しかし、その向こうの薔薇の株元には花がら、散った花びらがたくさんあります。
害虫や病気の温床となるため、
これらもまとめて捨てなければなりません。
5月、道を行く人たちには薔薇いっぱいのECO2HOPUSEを褒めていただき、
「毎年、楽しみにしているんですよ!!」と声をかけていただいておりますが、
「いつまで続けられるかな」・・・と、妻と二人でときどき話しているのです。

・・・
今日の午後は、ブログを書きながら、その合間に
「今年もよく咲いてくれたね!!」・・・と一株一株に語り掛けながら、
オリジナル配合の「御礼肥」をあげたところです。
あと何回、咲かせることができるかはわからないけれど、
来季も薔薇いっぱいのECO2HOUSEを実現できるように・・・。
ご訪問いただきありがとうございました。
この記事へのコメント
きれいな花を咲かせるためには、たくさんの労力がかけられているのですね。
今年は伺えませんでしたが、来年はぜひ拝見させていただきたいです!咲き誇る、という言葉がぴったりで本当に素敵なんですもの!
バラ栽培初心者&ズボラのわたしには、ブログを拝見してこの時期にはこんな作業をすればよいのか、と勉強になります。
楽しみにしております!
今年は伺えませんでしたが、来年はぜひ拝見させていただきたいです!咲き誇る、という言葉がぴったりで本当に素敵なんですもの!
バラ栽培初心者&ズボラのわたしには、ブログを拝見してこの時期にはこんな作業をすればよいのか、と勉強になります。
楽しみにしております!
Posted by 川口のパン屋 at 2017年06月20日 22:29
川口のパン屋さん コメントありがとうございました。
クライミングローズ満開の頃に毎年行っているオープンハウスは、
どうしても土・日になります。
お店の都合もあるでしょうから、お休みの日に、いらしてはいかがですか?
毎年、薔薇のピークはゴールデンウィーク5月中下旬です。
そのほうが薔薇についても、パンについても、いろいろとお話ができて楽しいと思いますよ。
お問い合わせいただけたら、その日は私も可能な限り、
お休みと取っちゃいますから!!
クライミングローズ満開の頃に毎年行っているオープンハウスは、
どうしても土・日になります。
お店の都合もあるでしょうから、お休みの日に、いらしてはいかがですか?
毎年、薔薇のピークはゴールデンウィーク5月中下旬です。
そのほうが薔薇についても、パンについても、いろいろとお話ができて楽しいと思いますよ。
お問い合わせいただけたら、その日は私も可能な限り、
お休みと取っちゃいますから!!
Posted by eco2house
at 2017年06月21日 16:20
