2017年06月03日
ランクル70 (5) 工房リンクスベットセット ~ランクル70 2ベットルーム化プロジェクト~
ウチのランクル70はツーベットルーム化しています。
実は初めは、
ルーフテントを2人+αが寝られる、
コロンブスヴァリアント・ミディアムにしたので、
ルーフテントだけのワンベットルームでいいや!!
…と思っていました。
ところが何回か車中泊をしてみると、ウチの彼女が
「ルーフテントだとコワイ・・・」と言い出したのです。
高さという点もあるけど、
道の駅やSEやPAで車中泊をしていると、
よからぬ雰囲気の車やバイクが周りにたくさん…!!
・・・ということもあるのです。
そこで安全なランクルの室内(スクランブル発進可能!!)
・・・で眠ることができるように考えたのが、
この工房リンクスベットキットの導入でした。
色は、スタンダードなグレーからブラックに変えました。
シートカバーを本革ブラックのものにしたからです。

遮光・防寒用のシェードはマルチシェードを考えていたんだけど、
彼女が「高いから、お金がもったいないよ・・・」というので、
格安のカーテンと、サンシェード用のシルバーシート(バックドアガラス用)で
いいことになりました。


キャンプにかかる費用は、
道具はもちろん、交通費(燃料・高速代)や食費(外食・料理材料費)も
私のおこづかいの範囲で!!・・・なので、
それはありがたいお言葉ということで
(ランクル室内は基本的に彼女のベッドルームだから)
とりあえずこれでいいことにしています。
次の写真は、セカンドシート横のドアを開けと、ドライバーズシートのほうを撮ったもの。
なんとなく遮光しているようにみえるけど、
でもこれで、視線は完全にシャットアウトできるし、
窓ガラスからのコールドドラフト(ガラス面で冷やされた空気の下降気流)も
ほぼシャットアウトできます。

スノーキャンプをすることになったら、
これじゃだめかもしれないけど、
そうしたらそのときにマルチシェードを検討すればいいかなと考えています。
キャンプ場じゃないところで車中泊することもなくなったし
(キャンプのほうが数段楽しいから)、
ウィンターキャンプでは、薪ストーブのお出まし!!…と、なりますしね。
ところで、たまたま右側に写りこんだアイボリーのバック。
実は、毎年7月末に行っている横浜元町デートで必ず1個
(最大3個、バックと靴、または服になることも)、
買ってあげている「キタムラ」(カメラ屋さんじゃなくて)のバックです。
今はもうみんな成人している三人息子たちとキャンプをしていた
「あの頃」よりもっとずっと前・・・。
「ハマトラ」(メディアミックスのほうじゃなくてヨコハマトラディショナルのほう)の、
彼女がまだ十代の頃から付き合っているわけだから…。
思いっきり歳がバレるなぁ・・・。
(ハマトラは1970年代後半から80年代の流行です)
あ、もうとっくにバレてるか・・・。
すみません。
話が横道にそれました・・・。
次はナビゲータシートからドライバーズシートを見たところです。
ベットキットと関係ないですね。
ナビシートの後ろ側にかけておいたバードウォッチング用の古びたビノキュラー(双眼鏡)が
前側に跳ね上げられて、写っています。

セカンドシートの足元。
右に、折りたたまれたセカンドシート。
三段目に見えるのが、ベットマット。
高剛性フレームマットで耐荷重500kg。
ウレタン厚30mmなので、この上にレクタタイプシュラフを広げて、
その上でおやすみ…となります。

セカンドシートわきのドアを開けて、
左に見える木材が、左右と中央の計3か所にあって、
加重を支えています。
ベットマットにはダブルベット並みの幅があるので
(屋根より車幅のほうが大きいからルーフテントより広い)、
強風でルーフテントが揺れまくっていたり、
風の音がゴウゴウと凄まじいときは
私もルーフテントからランクル室内に「避難」します。
次はセカンドシートを起こし、荷物の積載状態にして後ろから撮った写真。
たたんだセカンドシートの上にあったベット用マットを重ねているので、
2段重なっています。

左右のベットマットの下にはタイヤハウスを覆う収納があります。
ちょっとわかりにくいので、工房リンクスのHPから写真を拝借しました。

タイヤハウス収納には大したものは入りませんが、
右側に揺れ防止のフィアマ・スタビライザージャッキ、
非常用の水2Lペットボトル2本、
緊急用の予備靴・予備のレインジャケット等、
左側には、(夏でも積んでる)チェーンや発煙筒など。
そういうわけで、
このベットキットのおかげで、
2ベットルーム化ができただけでなく、
積載スペースが次のようになりました。
1. セカンドシート後部に上下2段。荷崩れを起こすことなく、荷物が積めます。
2. ベットを撤去してあるので、セカンドシートの背もたれを元に戻した、
セカンドシートの座面と足元。
3. そしてカーゴキャリア(ヒッチキャリア)。
4. 最後が、ルーフテントシェルの内部。
ルーフテントシェルの積載量も平たいくせに結構なもので、
次のものを積載します。
私が寝るときに敷くレクタタイプのシュラフ、
インナーシュラフ、
寒い時に使うダウンか、ポリエステル系断熱材を使ったマミータイプシュラフ。
枕2個(昼寝はルーフテントのほうが視線がきにならず落ち着く)と、シューズトレイ、
今は積んでいないけど、座卓と座椅子を積んでいた時もありました。
このように、積む場所が複数になり、
しかもカーゴキャリア(ヒッチキャリア)に荷物を積載すると
バックドアが開かなくなる…という重大な事実がある・・・。
つまり、荷物を積む順番は、よく考えなければなりません。
長くなったので、
とりあえずこの辺で。
次も、頑張ります!!
(つづく)