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2017年08月15日

あの頃のこと アクティビティ編3. ~4歳児のカヌーびくびくデビュー~

4歳 カヌーカンガルーデビュー

最初に申し上げておきます。
4歳児をカンガルースタイルでカヌーポロ艇(カヤック)
乗せることは、お勧めできません。

本格的にカヌーをやっておられる方からは
お叱りを受けかねない行為で、
通常では、危険行為!! に、見なされると思います。

しかし、お兄ちゃんたちが艇を漕いでいて、
「ボクも、ボクも!!」…となるのは当然です。

だからといって、4歳児を乗せて漕ぐには、
親が相応の「責任」を負わねばならないと思うのです。



下の写真ですが、長男に漕ぎ方、乗り方、
そして沈(転覆)した時の対応などをレクチャーしていた時に
妻がたまたま撮ったものです。

左の、腕がモスグリーンの服を着た後ろ姿は、ウチの三男坊。

中央後ろのオレンジの服を着てうつむいているのは
私に、「ボクも乗せて!!」…と声をかけ、
「危ないからダメだよ」と言われてガッカリした「よその子」。

ボクも乗せて!! って言われても

その時は気づかなかったのですが、
後ろにお母さんが立っていて、
私が長男と漕ぎだした後、
「ちょっと乗せてくれたっていいのに…」みたいなことを
ぼやいていた…と、あとで妻から聞きました。

でも、このとき、ウチの息子たちはスイミングスクールで
着衣泳(服を着て泳ぐ方法)も体験しています。

私も、浮力のあるウエットスーツを着用し、
万一のときは全力でレスキューする覚悟もあります。

なにより、この場所が極めて安全な流れのないフラットウォーター。

しかし、「万一のこと」は起きるから、「万一」なのであって、
よそ様の大切なお子さんの命を預かる覚悟は、
その当時(いや、今でも)、私には、なかったのです。

しかしそうはいっても、
この子供に寂しい思いをさせてしまったのは事実です。

どうすればよかったのか、
今、振り返ってみても、実は考えこんでしまいます。



さて、そうこうするうちに、長男のポロ艇が離岸。
すぐ後を追って、私が4歳の三男を乗せて、
漕ぎだそうとした、その時!!

4歳児カヌー接岸 

・・・三男の顔、引きつっていますよね。

私は全く気付かなかったし、
本人もイヤとは全く言いませんでした。

でも実は最初、かなり怖かったみたいです。
お兄ちゃんたちの手前、そうは言えなかったらしいけど。

アップにしてみました。

怖かったカヌーデビュー

人差し指の第2関節を曲げて、爪が白くなるほど(??)
艇の縁を握りしめています。

今年、二十六歳になった本人は、
「そんなの覚えてないよ」・・・と笑います。


いや、この時、実は二歳年上の「お兄ちゃん」
である次男はこの日、
「僕は乗らない!!」・・・と言っていたんです。

本人は認めていませんが、
次のような理由できっと、怖かったのでしょう。

次男は、弟と同じように
カンガルースタイルがいいと思っていたのに、

「小学生のお兄ちゃん(=1年生の次男)は 、
 一人で漕げ!!」

と私に言われ、
しかも長男の乗ったポロ艇を、岸近くの浅いところで、
「おっかない父さん」が、ひっくり返して、
沈(転覆)したときに「脱艇」する練習を、見ていたから。

(さっきの、「よその子」もこれでビビッたらしい)

カヌーポロ艇のような「カヤック」は、
オープンなカナディアンとは異なり、
沈、つまり転覆したときに、投げ出されるとは限りません。

下半身を艇の中に差し入れていますから。

しかも、この時は
カンガルースタイルのせいで、つけていないけど、
通常は艇内に水が入ってこないように、
スプレースカート
スプレースカート(カバー)を装着しているので、
膝頭でこれを押してはずさないと、
ひっくり返ったカヤックから脱出できないのです。

ただ、このスプレースカートをつけていれば、
「沈」しても、エスキモーロール(スクリューロール)という
テクニックで、簡単に起き上がることができます。



だからそういうわけで、
初日にビビッた次男のカヌーの写真は、一番少ない。

そして、確か、次のキャンプの時には、
自分で漕いだんだと、思います。
むろん、脱艇の練習もして。

それが前記事
・・・です。

あのときの少々おどおどしてる顔は、
ちょっとまだビビッていたせいだと思います。




・・・ただ、次男はある意味、かわいそう。

だって、小さい時、まだ長男も小さくて、
長男が自分くらいの歳の時より、
お母さんを半分近くは、取られていた。

そのうち三男が生まれると、
今度は「お兄ちゃんなんだから」と、
お母さんに甘えられない・・・。


その当時、六畳の和室に三段ベットを入れて、
三兄弟で一緒に寝ていたんだけど、
寝る前に本の読み聞かせをしていました。

長男は一番上で一人。自分で読む。
三男は一番下で、お母さんが添い寝して、
好きな本を読んでくれる。
次男は・・・真ん中の二段目で、私が・・・。

だからかもしれないけど、次男だけが、
私好みの辛い物も、
(たぶん無理して?)
食べるようになりました。

それに、三男が「お兄ちゃん」、
今でも「兄貴」と呼ぶのは長男だけ。

次男は「〇〇ちゃん」と名前にちゃんづけです。
ちなみに次男が「兄貴」と呼ぶのはもちろん長男。
三男のことは、ちゃんづけではなく、呼び捨て。

次男は、弟であると同時に
「兄貴」だという自負はあるから、「自分が一番」。

子育て中のみなさん、どうですか?

当たってると思うのですが・・・。


さて・・・話を戻しましょう。
4歳児・三男のカヌーカンガルーデビューです。

三男を乗せて、いざ、離岸した後は、
最初の写真のように、
手はしっかりと艇を掴んでいるけど、
表情は穏やかになっていました。

落ち着いてきた三男

そして、別の時ですが、
ついに「ボクも漕ぎたい」と言い出しました。
しかし、彼にあうサイズのライフジャケットがないから、

「ひとりで漕ぐのは、まだダメ。大きくなったらね!!」

そうしたら、

「父さんといっしょに漕ぐ!!」。

だけど、そんな子供用パドルも、ありません。



次の写真、三男が持っているのは何だと思いますか??

一見、小さなシングルパドルにも見えますが、
実はこれ・・・、

4歳児をポロ艇に乗せて

手網です。

で、これが面白い!!

本人は魚を取ろうなんてみじんも考えてない。
彼にとっては、カヌーを漕ぐ、「パドル」。


だから、私と長男で、競争!!・・・のとき、
こんなことが起きました。

長男と競争!1 でも・・・

二艇とも、ゴールに向けて一直線・・・のはずが、
カンガルースタイルの彼が、
網をザボッと水に入れたものだから、
網のほう(画面だと右側)へ、急旋回!!

図らずも、ピボットターンの方法、
パドルを水面へ縦に差し込むとクイックターンできる…を
実感させることができました。

なんとか方向を立て直しました。

「ボクも漕いでるよ!!」…と、
網じゃなくて「とっての棒」の方で、水をかく、三男。

方向を立て直し!!

このあとも、「父さんと漕ぐ!!」…といって聞きません。

 ボクも父さんと一緒に漕ぐ!!

そして、その頃のキャンプサイトは、こんな具合でした。

ウィングタープとカヌーポロ艇

タープがスクエアからウィングタープに代わっています。
サイトの奥に、カヌーポロ艇(黄〇)が置いてあります。
見えないけど、その奥にもう一艇。

左にはモンベルⅤ、
その後ろに、あの頃のこと機材編の、

そして、
…の二つが、思いっきり背伸びしているのが見えます。




長くなりました・・・。とりあえず、この辺で。




ご訪問、ありがとうございました!!

(つづく たぶん)



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この記事へのコメント
こんばんは。
何を隠そう、私は3人姉妹の真ん中なので、次男くんに肩入れしちゃいます(笑)
よそのお子さんが乗りたがる気持ちもわかるけど、やっぱりeco2houseさんの判断は正しかったと思います。
何かあってからでは遅いし、責任なんて取れませんから。
カヌー、やってみたいけど泳ぎに自信がないので挑戦する勇気が出ません(^^;)
Posted by 小豆小豆 at 2017年08月15日 23:20
小豆さん コメントありがとうございます。
そうですか。小豆さん、真ん中なんですね。
三人兄弟を見ていると感じます。
「冷静な第三者がいる」って、いいなって。

カヌーについては、ありがとうございます。
ほっとしました。
カヌーは、今はもう車に積めないし、離れてしまっているけど、
昔のアルバムを見ていたら、ちょっとやりたくなってしまいました。
Posted by eco2houseeco2house at 2017年08月16日 15:25
海を生業の場としているZIZI達ですけど
恐ろしいと感じる事が多々
挨拶遅れました こんばんは~
凪が良いほど緊張感を自覚しなければなりませんね
子供達にも良いお父さん 頼もしいお父さんと映った事だと思います
Posted by INAKAZIZIINAKAZIZI at 2020年08月10日 22:03
◆INAKAZIZIさん  こんばんは。

>海を生業の場としているZIZI達ですけど
>恐ろしいと感じる事が多々
>挨拶遅れました こんばんは~

スキューバにイレ込んでいたとき、
漁船でアプローチしたことが何度かあります。
私は船酔いが酷くて、ボロボロ…

それだけでも漁師さんたちってすごいなと
尊敬します!

>凪が良いほど緊張感を自覚しなければなりませんね

状況が良い時ほど油断するな…ってことですね。
人生そんなことばっかり…かも。

>子供達にも良いお父さん 頼もしいお父さんと映った事だと思います

ありがとうございます。
しかし息子たちが幼いころに、
仕事が忙しくてあんまりかまってやれなかったこと、
ちょっと後悔しています…
Posted by eco2houseeco2house at 2020年08月11日 07:31
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