ランクル70デュオキャンプ:フライパンやスキレットで焼く、もちもちパンピザをキッチンのガスレンジで!! + テラスで咲く花たち

2018年04月07日

フライパンやスキレットで焼く、もちもちパンピザをキッチンのガスレンジで!! + テラスで咲く花たち

今回は、フライパン・スキレットで焼く、

アメリカ風のボリュームたっぷりなパンピザのお話です。

フライパンやスキレットで焼く、もちもちパンピザをキッチンのガスレンジで!! + テラスで咲く花たち

フライパン・スキレットで焼く場合、高温が期待できず、

上火もありません。

ですから、200℃ほどで10分以上焼くことになり、

水分が飛んでパリッ・サクッとした歯ごたえになって

それはそれで、とてもおいしいけれど、

300℃超の高温で焼くナポリ風ピッツァとは、

別物になってしまいます。

でも、「薪スト鉄窯」は、

十分にナポリ風ピッツァを焼く「窯」として

役立ってくれるんだけど、

やはり、設営と片付けの手間が、かかります。

そこで今回は、フライパン・スキレットピザについて、

時々やっている、ボリュームたっぷり食べ応えあり、

若者向けの、お手軽ピザについて語ってみたいと思います。

************************

先週の記事では、薪ストーブを石窯の代わりに用いた、

高温で一気に焼き上げる、ピッツァについて語りました。

2018/04/01

ランクル仲間と語らいの一日　～テラスで薪スト・ピッツァを焼いて + 今夜の夕食は餃子たっぷり～

先週、ランクル仲間のHZJ76さんと、自宅テラスでランチに薪ストピッツァを焼き、たっぷりと1日、語らうことができました。南側テラスに薪ストーブを設置します。この、FIRE SIDEという薪ストーブは「ピザ窯」など、調理器具として使うと、とても便利です。350℃超の高温で焼くピッツァの味は、…

「ピザ」って、日本でも十分に普及しているし、

しかもみんな、大好きで、

ピザがキライっていう人にはお目にかかりません。

でも、お好み焼きと違って、なぜか、

ピザについては、自分で焼く方はそんなに多くない。

デリバリーの、結構なお値段で

豪華なピザのほうが普及している。

それがいけないわけではないけど、

自分でお好み焼きのように生地(ドゥ)から作れば、

ずっと安く、たくさん作れるんですが…

*********************

というわけで、まず、ピザの生地、ドゥです。

これが、あきれるほど簡単。

「薪ストピッツァ」の場合は、

強力粉1kgに薄力粉1kg、これに水を1L(リットル)、

これが基本で、クレイジーソルトと砂糖、

オリーブオイル等を少々、

そしてドライイーストを適量。

ピアット(ピッツァ焼丸鉄板)を使って焼いたとき、

9枚ほど焼けます。

この材料をすべてビニール袋に入れて、

よく振って、揉んで、捏ねて…。

なお、砂糖(スクロース)は、甘みをつけるというより、

イースト(酵母)が食って、二酸化炭素を放出し、

ドゥを膨らますための「食事」みたいなものです。

単糖または二糖類ならいいので、

グラニュー糖のように純粋なスクロース

…である必要はありません。

蜂蜜、黒糖、ザラメ、三温糖…などを好みで。

私はメンドくさいから、ウチのキッチンに置いてある、

ちょっとだけ果糖(フルクトース)と

ブドウ糖(グルコース)を含んでいて、

そのせいでしっとりしている、

いわゆる「上白糖」でいいことにしています。

これを写真のようにビニール袋のなかにいれて捏ねると、

全く粉が飛びません!!

手がべたべたになることもないし、便利です。

透明なガラスのボウルを二つ合わせて、日なたに置きます。

冬だと、ストーブの前などでもいい。

ただ、40℃以上に温度を上げすぎると、

酵母(イースト)が、弱ってしまいます。

ちなみに発酵の時、エタノールも複成するので、

発酵臭(アルコール臭)がしてきます。

だから、砂糖水にイーストを入れて発酵させると、

エタノールができ、お酒になるけど、

1%以上のエタノール溶液をつくると、

「酒税法違反という犯罪」になっちゃう!!

さて、体積にして倍ほどに膨らんだら、

ガス抜きをしながら、丸く伸ばします。

ここでまた加温してふくらませる方法(二次発酵)もありますが、

私は基本的にこのまま焼いちゃいます。

ですから、イーストは控えめに…。

この辺のさじ加減は、好みですが。

ただ、このドゥの量だとさすがに一回では食べきれませんから、

一回ごとの分量の大きさに丸めて、

ひとつずつ、ぴっちりとビニール袋に入れて、冷凍保存します。

ところで今回は、フライパン・スキレットで焼く

ボリュームたっぷりのパンピザということで、

小麦粉の割合を、強力粉1kg、薄力粉0.5kgに変更して、

いわゆるナポリ風ピッツァではなく、

アメリカ風「パンピザ」に近いものにしています。

ですから、ピザの「耳」(コルニチョーネ)を

アメリカのピザ、例えば

ピザハットのみたいに、ぶ厚くしてみました。

キッチンのガスで焼く、

お手軽フライパン・スキレットピザでは、

蓋が必ず必要だと思います。

そして、火が通ったころ合いを見て、

バーナーで焼き色をつけます。

できあがりです。

食べ応えのある、アメリカンなピザが焼きあがります。

デザートには、

オレンジのフォカッチャ(イタリア風薄焼きパン)を。

でもこれも、薪ストで焼いたときと比べると、

ドゥのつくりかたも異なるので当たり前ですが、

もっちりとしたボリュームのあるものになります。

イタリアンパセリは飾りみたいなもの。

やはりイタリア国旗の色バランスに近づけたほうが、

香りのアクセントにもなり、見た目もおいしそうに見えますね!

**********************

きょうのテラスに咲いている花たちの一部を

ご紹介させてください。

今年の春は、凄く寒いと思ったら、一気に初夏…、

そしてまた、気温が下がっています。

ECO2HOUSE 2001　のテラスで咲く花たちも、

ちょっとズレてきています。

藤はもう満開。

エビネランも…

そして、南側テラスのクライミングローズたちの一部が、もう…

ミセスハーバードスティーブンス　クライマー、

モダンローズ・ハイブリッドティの枝替わり

(突然変異で、クライミングに)

咲きかけのエイブラハム・ダービー、

これはシュラブ(半つるバラ)樹形の現代薔薇のグループである

イングリッシュローズの代表的な品種です。

コンラッド・フェルディナンド・マイヤー

ハイブリッドルゴサという系統の古い歴史を持った、

オールドローズの一種。

この薔薇の先祖様、ロサ・ルゴサは、日本原産の和名「ハマナシ浜梨」

それがのちに訛って、「ハマナス浜茄子」となったそう。

ローズヒップ(実)が丸くて大きいのです。

大きくて数の多い、鋭い棘をしっかりと先祖様から受け継いでいて、

冬季誘引(鼻を咲かせたいスペースに枝を配り、固定すること)

…が、特に難しい薔薇です。

テラスおよび東側ボーダーガーデンの薔薇たちについては、

満開に近くなったら、詳しくご紹介します。

ご訪問ありがとうございました!

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Posted by eco2house at 20:35│Comments(22) │クッキング│園芸

この記事へのコメント

こんばんは♪

ピザ、確かにキライって人いないように思います☆
今まで気にした事なかったですが面白い発見ですね（笑）

ピザ生地から自分で、、なかなかハードル高そうで二の足踏んでますが
トライしてみようかな・・・

Posted by とっつ～

at 2018年04月07日 21:31

◆ とっつ～さん　こんばんは!

ピザは実はお金がかからず
お手軽なキャンプ飯になります。
ぜひチャレンジしてみてください。

ところで、気付きかもしれませんが、
お気に入り登録させていただきました。

事後承諾ごめんなさい!

Posted by eco2house

at 2018年04月07日 21:50

少しずれますが・・・新保のロマンチカル・ストーブが１０台限定で今シーズン最終受付開始するみたいです。

ロマンチカルだと・・・サイドの開口部（ガラス面）で・・・調理の幅が「すっごく」広がるかな～。ピザ窯機能もあるし・・・

なんて。おもいましたが。予算が（＞＜）です。

今シーズンはタイミグなくできませんでしたが・・・来シーズンはeco2houseさんの薪ストでピザレシピにチャレンジの予定です＾－＾

Posted by かずみ

at 2018年04月07日 22:42

◆かずみさん　コメントありがとうございます!

新保から、私のところにもメールきました。
迷彩柄のFIRE SIDE　も出るようで…

ロマンチカルはいいかもしれませんが、
収納・運搬が大丈夫なのか、
悩みそうです。

私はロマンチカルのピザ機能は、
懐疑的です。
体験した方のレビューがないと…

とりあえず、FIRE SIDEを使い倒すことが目標。

テラスにサンルームでも作って、そこに常設するなら
ロマンチカルもいいかもしれないと企んでいますが…

Posted by eco2house

at 2018年04月07日 23:48

こんばんは！

粉ものと言われる料理は大好きですね～✴
ピザは我が家も生地から作ります。
毎回、照り焼きチキンピザですけど(笑)

それにしても、沢山の植物、花に囲まれて
癒しの空間ですね^^

Posted by ふーパパ at 2018年04月08日 00:08

おはようございます^ ^

今年はキャンプでピザ挑戦しようと思っていたところで、とても為になる記事をありがとうございます。

生地を冷凍して持って行けばいいので、これなら挑戦出来そうです♪

Posted by 夢's 夢's

at 2018年04月08日 06:29

おはようございます。

確かにピザが嫌いって方はあまり聞かないですが、冷めたピザって言うくらい、冷えたピザはマズイもんですかね（笑）
家も以前は既製品しか食べた事無かったですが嫁さんが手作りしたら案外簡単に美味しく作ってくれたので、クリスピータイプは難しいかもしれませんが、パンピザタイプは案外美味しく出来ますよね。
家はオーブンで焼きますが、フライパンだと上からバーナーで炙る必要があるので難しそうですねf^_^;
そちらも多少寒戻りしてるみたいですが、此れらの花は綺麗に咲き乱れてますね〜

Posted by げお

at 2018年04月08日 07:12

◆ふーパパさん　こんばん!

うどんもそばもラーメンもみんなパスタ。餃子にも近縁種のラザニア。
イタリアのピッツァもアメリカのピザも、
みーんな、小麦粉を使ってますね。十割そば以外は。あ、そば粉のガレットもあるか。
地球はつながっていますね!
テラスの花々、褒めていただきありがとうございます。
ただ、確かにこの時期は癒されるけど、
実は手入れが大変で、どうやって簡略化(=撤退作業)していくかが、悩みなんです…

Posted by eco2house

at 2018年04月08日 07:26

◆夢'sさん　おはようございます!

ピザの記事が役に立ちそうで、うれしいです。
ピザは、イタリアでは日常の飯ですから、
トッピングなどは、もう何でもありでいいと思います。
今回の記事は、ご家庭でも手軽にピザを!!…という趣旨でしたが、
実はフィールドでは、スキレットを使った焚火で、十分に焼けます。
お手軽でおいしいのはこれかな。
よろしかったら、ご訪問ください!
http://eco2house.naturum.ne.jp/e3026888.html

Posted by eco2house

at 2018年04月08日 07:28

◆げおさん　おはようございます!

冷めたピザ…。うーん、焼きすぎたピッツァを翌朝の朝飯にするけど、
ちょっと温めれば十分に食べられるけどなぁ…
クリスピータイプは、オーブンで200℃～250℃の比較的低温で、
焦げないように注意しながらじっくり10分から20分焼くと、
カリサク食感のが焼けます。ナポリ風とは違うけど、おいしいですョ。
それから、スキレットピザをバーナーで炙るのは簡単です。
まぁ、ほとんど見た目だけの問題なんだけど、ぜひ、やってみてください!!

Posted by eco2house

at 2018年04月08日 07:41

こんにちは。

確かに宅配ピザの隆盛で、イマイチ自分で焼くヒトは少ないですよね・・・
ワタシもキャンプをやってなかったら自分で作ろうとは思ってなかったかも（自爆）

にしても藤がもう満開とわ @o@
それにバラも綺麗に咲いてるし @o@
生き物は手をかければかけるほどそれに応えてくれマスネ ^^

しかし今年はホントに春の進み具合が早過ぎる・・・
去年は逆に春が来るのが遅かったからまるで帳尻を合わせてるみたいだ・・・

Posted by GRANADA GRANADA

at 2018年04月08日 09:04

こんにちは(・ω・｀)ノ

宅配ピザも持ち帰りなどでだいぶ値段が下がってきてますが
自宅で生地からのコスパと比べると....。
敵いませんねw
ピザなどは外食ではなく本来手軽に庶民、家庭の味として楽しむ
のが正解なんでしょう

料理担当の嫁に相談してみます！

藤？昔は咲くのもっと遅かった記憶があるのですが....

Posted by 神奈川最強伝説 at 2018年04月08日 09:36

◆GRANADAさん　こんにちは!

GRANADAさんのキャンプピッツァスキルは凄い!
参考になっています。
今のところ、私のベストは薪スト鉄窯焼ピッツァですが、
焚火上火焼きも捨てがたい便利さです。

春の進みは、本当に早すぎます。
5月に工務店のオープンハウスがあるんだけど、薔
薇がどうなっているか、心配。
でも今年も、いままでの苦労に
こたえてくれそうなのはうれしいことです。

Posted by eco2house

at 2018年04月08日 13:59

◆神奈川最強伝説さん　こんにちは!

そのとおりですね!　もとは、イタリアの国民食。
トマトソース、チーズとバジリコだけのマルゲリータ、
チーズさえなくて、少々のオレガノとトマト、
ガーリックに上質なオリーブオイルだけのマリナーラ。
デリバリーのはトッピングが豪華ですけど、
もっとシンプルでもいいんじゃないかと思います。

藤の満開は例年、4月下旬でした。

Posted by eco2house

at 2018年04月08日 14:13

私は発酵の調整がまだできなくて((+_+))
冷蔵庫で寝かせてから、持って出ているのですが、
膨らんでタッパーの蓋を押し上げてます(;^ω^)
ドゥ作りの参考になりました♪
アメリカンピザは子供たちが大好きです。

庭のお花がたくさん綺麗に咲いていますね(*'▽')

Posted by ササシン

at 2018年04月09日 11:47

◆ササシンさん　コメントありがとうございます!

>膨らんでタッパーの蓋を押し上げてます(;^ω^)

これは、二次発酵しているといえるので、
ガス抜してき(ツブして)、ピザの形に成型すれば、
おいしいピザになると思います。

ただ、過発酵すると、においが気になります。

ですから、あらかじめ発酵させてから持っていくのであれば、
冷凍して酵母君たちを眠らせていくことをオススメします。

庭の花、お褒めいただきありがとうございます!

二週間ほど、例年より早く、
ちょっと戸惑っているのですが…

Posted by eco2house

at 2018年04月09日 20:12

こんばんは(^^)
ピザ、チャレンジしてみたいけど
まだ無理そうです(^_^;)
やっぱり高温が大事なのですね。

いつか薪ストデビューしたら……
やってみたいです(*^^*)

もうバラ達が咲いてきましたか！
うちはまだまだです。
藤も綺麗ですよね～♪

エビネ！
うちにも地植えしたエビネが
あるのですが……
枯れちゃったっぽいです(T_T)

バラ満開の写真楽しみにして
ます～(*^^*)

Posted by 羅偉

at 2018年04月11日 21:52

こんばんは(^^♪

蓋があればｽｷﾚｯﾄでもピザが焼けるんですね
しかも、ボリューム満点で食べ応えがありそう！！

それにしてもテラスのお花が奇麗ですね
次々と花が咲き毎日見ても飽きなさそうです。

Posted by かな☆ママ

at 2018年04月12日 00:02

◆ 羅偉さん　こんばんは!
、
食感にそんなにこだわらなければ、
焚き火でも焼けるし、
ガスバーナーで、フライパンやスキレットでも焼けますから、
ぜひチャレンジしてみてください!!

生地も簡単にできるけど、市販の生地で作ってみても
いいと思います。

バラは開花が早すぎて戸惑っています…
特に南側壁面が…

Posted by eco2house

at 2018年04月12日 07:39

◆かな☆ママさん　こんばんは!

ピザは、キャンプ飯として、いいと思います。
思いのほか簡単だし、人気があって「ウケる」し。

花について、おほめいただきありがとうございます。
この時期は、今までの手入れの苦労に
花たちが答えてくれる日々。

そして手抜きをした花たちは、ちゃんと、「もっと手入れをしてヨ!!」
…と、(あまり咲かずに)抗議するんです。

Posted by eco2house

at 2018年04月12日 07:44

美味しそうなピザが出来てますね～。

我が家ではパンケーキで使用している薄力粉のスーパーバイオレットのみでピザ生地を作っていますが、娘達には好評ですよ。

手間は掛かりますが、生地を作るのは難しくは無いですし、子供に好きなトッピングをさせて色々と楽しんでます。

Posted by 猫耳

at 2018年04月18日 20:24

◆猫耳さん　コメントありがとうございます!

猫耳さんの、薄力粉だけでつくるレシピは、
独特ですね!
薄力粉にはグルテン含有量が少ないから、
きっと軽い食感の、
伸ばしやすいドゥができるんでしょう。

グルテン量を増やしてみる…
つまり強力粉を増やす方向に行っていましたが、
逆の方向も今度、試してみようと思います。

Posted by eco2house

at 2018年04月18日 21:19

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