ランクル70デュオキャンプ:朝日を見た「裏NAPiの森」は原生林 & カレーおでん→チーズon→…を朝飯に～もみぢの絨毯・微睡の森NAPi[6]～

2021年02月08日

朝日を見た「裏NAPiの森」は原生林 & カレーおでん→チーズon→…を朝飯に～もみぢの絨毯・微睡の森NAPi[6]～

★この記事は2020年11月5日～7日のキャンプ記事と

　おでんのアレンジ料理の記事です。

◆裏NAPiの森に行ってみた!

朝日を見た「裏NAPiの森」は原生林 & カレーおでん→チーズon→…を朝飯に～もみぢの絨毯・微睡の森NAPi[6]～

NAPiの森は、西に面した山腹にある。

キャンプ2日目、

朝日と会いたくて、

反対側の山腹、敷地外の森を

俺は勝手に「裏NAPiの森」と呼んでいるが、

ここまで、行ってみようと思った。

NAPiは、別荘地の中の

森を生かしたキャンプ場だから、

たとえばAサイトからは

隣接する家屋が見えるし、

新サイトのKサイトの上にも、

木の陰から家屋が見える。

サイトの左奥、

方角としては北の端から、

Kサイトに行く道を右に曲がって、

登り坂の道を進んでいくと、

クルマ一台がようやく通れるほどの

尾根筋の道に出た。

そこから先の左側には

東向きの下り斜面があり、

人の手の入った形跡のない、

「原生林」が、流れのある、

谷底まで続いているのだ。

この尾根道がNAPiの敷地境界だから、

「裏NAPiの森」はキャンプ場の敷地外。

だから、ちょっと覗かせて

もらうだけのつもりだけれど…

************

◆裏NAPiに差し込む朝日

その道から、「人の手」が入った気配のない

裏NAPiの森の奥を覗いてみたら、

ほのかに色づいた光が

木々の間から見えた。

しばらくすると、

ひかりは急激に明るくなる。

少し離れた空には、

比較的多くの雲が漂っているが

森は急速に明るくなっていく。

◆傾いた樹々

裏NAPiの森には

かなりの傾斜がある。

だからこれは、画面が傾いているのではない。

斜面に生きる木が、強風など、

何らかの原因で根元から傾いているのだ。

むろん、倒木も多い。

◆尾根道から見たNAPi　Bサイトの風景

森を出て、尾根筋の道に戻り、

NAPiの森の周りを、

時計回りに回る方向に足を進めると

右側斜面の下に

俺が設営しているBサイトが見えた。

さらに進むと、やや道幅の広い道に出る。

右に曲がると、NAPiの受付への

入り口にすすむ。

これで周りを一周したことになる。

◆昨夜の余り物・おでんをリニューアル

サイトに戻って、朝飯にすることにした。

今回のキャンプテーマは手抜き家事。

食事も、手間と時間をかけずに…

そこで朝飯は

昨夜の手抜きディナーの残り、

おでんグラタンスープに

たっぷりの特製カレー粉で

別の料理にする。

ユニフレームの8inchダッチオーブンは

調理器と食器を兼ねるのに

ジャストサイズだ。

加熱はもちろん、薪ストーブで。

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魚の眼で眺めたNAPiの紅葉・落葉の布団・手抜きディナーはおでんグラタンスープ～もみぢの絨毯・微睡の森NAPi[3]～

ちょっとチャレンジしてみたくなって

チーズを放り込んで、

バーナーで炙ってみた。

これがなかなかイケる!

チーズは発酵食品だから

醤油や味噌などの発酵調味料と

相性がいいんだろう。

そして主食の糖類(≒炭水化物)は

チーズトーストだ。

これも、カレーおでんにベストマッチ!!

一枚目はシエラカップの

おでんスープに漬けて、おでんグラタンスープに。

残りの一枚はカリカリチーズの

香りと歯ごたえを楽しむ。

朝飯を食べ終えて、

しっかりエネルギー充填が終わったところで、

NAPiの森の、ゆったりと歩きながら、

その表情を観察してみることにした。

◆切り株の上の森

切り株のコケの上に落ち葉が広がる。

近寄って、覗いてみると…

違う風景が広がっていた。

小さな視点で見ると、切り株の上は、

ちょっとした森のよう。

宮崎駿は、こんな「風景」から、

ナウシカの「腐海の森」を創り出したのだろうか。

◆黄色いモミジ・黒と白の斑点がついたモミジ
　そして文字通りに紅色に色づいたもみじ(…紅葉…)

黒や白い点々…

しかし、紅色のモミジ(紅葉)は、

とってもキレイだ。

◆太陽の光の奪い合い

幹に深い傷、つるが巻き付いた後だ。

こんな、それ単独では、

よれよれ、なよなよとしたつる性植物は、

丈夫な高木の幹に巻き付いて

樹々の足元から森の上部空間に登って、

太陽光を得よう、イヤ、奪おうとしていく。

木もつるも、森の中で、

負けてなるものかと天空に向かって伸びていくのだ。

◆侵入した誰か

「誰か」が木の「体内」に侵入している。

木屑がでている。

その穴の中にいるのは、

カミキリムシの幼虫、テッポウムシだろうか…

◆晩秋の森に棲まう小さなハンター

次の写真を何気なく見ていた時、画面右中段に

黒いゴミのように映っている者がいるのに

気が付いた。

11月6日昼頃、寒空の中で

人知れず、小さな蜘蛛が

小さな網の罠をつくって、

飛んでもいない羽蟲を待っているのだ。

こんなにキレイに整備された森でも、

そこに生きる樹々や蟲たちは、

人知れず、生存競争を繰り広げている。

◆落ち葉の海

かつて、スキューバにハマり、

毎週末、大瀬崎や井田の海に潜り、

キャンプを再開してからは、

草原の広がる

ツンデレフィールドに入り浸っていたせいか、

林間サイトでも、

「広がりのある風景」を探してしまう。

これはまるで、落ち葉の海から、

ランクル70とエアフレームテントのいる「波打ち際」に

落ち葉の波が打ち寄せているかのよう。

荒海の中を行くトロール船で使われていた

ベンハーロッテルダムのトロールランプが

森の中でその居場所を得ているわけを

何となく感じ取ることができた気がする。

◆NAPiからのメッセージ

トイレの入り口ドアの内側に張ってあるメッセージ。

トイレは板張り、つまりフローリングで

タイル張りなどではない。

いわゆる土足で、入れる(入ってよい)のだが、

トイレ前に設置してあるキンドリングクラッカーで

クリの薪を割っていたら、

二十代なかばくらいと思われるキャンパーが

靴を脱いでトイレに入ろうとしているのを見た。

「あの、トイレは土足でいいんですョ!」

「アッ、そうなんですね。…あんまりキレイだったもので…」

ちなみにNAPiのトイレを流す水、

井戸水が枯渇しかかる夏場には、

ほぼ近くの渓流から

オーナーがタンクで運んでくる水に

なるそうである。

◆森の中の薪ストーブエアフレームテント

こじんまりとしたNAPiの森を回って、

Bサイトに戻ってきた。

今シーズン初の、薪ストインストールキャンプ。

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行が

春まで収まらず

もしかすると最後の…になるかもしれない。

どのフィールドに行くかも問題なんだけど…

だから、しっかりと、薪ストーブFIRE SIDEと

エアフレームテント、

正式名称・

Kampa Brean 4 Classic Air Pro Inflatable Tent 2017

…の写真を、再度、撮っておこうと思った。

◆完璧なサイトメンテナンス

俺は、今回に限らず、

キャンプ日程は、かなり無理をしてでも、

二泊三日で中日を設けている。

…でないと、お分かりの通り、

設営と撤収で、計4～6時間ほど

サイト設営・撤収に費やすことになるのだ。

キャンプでの家事を軽減

…とはちょっと違うかもしれないけど、

1泊キャンプは、設営撤収を楽しむのでない限り、

かなりしんどい…

…もうすぐランチタイムだ。

12時がエクジットタイムのため、

他のサイトのキャンパーは

撤収が大詰めになってくる。

そうして空いたサイトを

オーナー夫妻が次のキャンパーのために

メンテナンス。

まずオーナーが小型エンジン式ブロワーで

通路の落ち葉をブッ飛ばす。

紅葉・落葉の季節、

NAPiの森に「通路がある」のは、

アタリマエ…ではないのである。

そして次に、サイト内も。

そして奥様が、

「甲子園の土ならし棒・レーキ」で、

「枯山水」のごとく、サイトの小砂利を整えていく。

小砂利の整い具合は、

Bサイトで俺が撃ち込んだペグの

クローズアップを見ると、明らかである。

こうして、一つのサイトのメンナンスが終わる。

何回も見たNAPiの

「サイトメンテナンス」であるが、

他のキャンプサイトでは

こんなきれいに整えて

キャンパーを迎える例を、俺はまだ知らない。

◆サイトサイン Site sign

文字は、MDFボード製。

ただ、「2」だけが無垢材で、

簡単に割れてしまい、補修してある。

ところで、「ネームサイン」「サイトマーク」「サイトネーム」「サイトサイン」…

どれが正解だろ???

今回は、サイトサイン Site sign

…に、してみたけど…

ご存知の方、どなたか教えてください!

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100均のアルファベットでネームサイン(サイトマーク)を

◆テーブルを飾るブーケ

いつものように、

ハーブガーデンから摘んできた。

レッドセージ、ローズマリー、バジル、ミント。

インド原産のバジルは熱帯の生まれだから、

もう息もたえだえ…

でもがんばって、花穂を出している。

何年か前には室内に入れたけど、

原産地では多年草とのことだったが、

いい結果は残せなかった。

…やっぱり、極東の島国、日本、

温帯の関東南部では

1年草と割り切って、

もうすぐに来る春になったら、

種まきをしよう。

************

この後、ランチ、夕刻のNAPi

そしてディナーへと続く。

そして夜に本領舗発揮する新機材のお話…

では今回はこのへんで失礼します。

ご訪問ありがとうございました!!

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Posted by eco2house at 19:01│Comments(2) │NAPi Auto Camping Base

この記事へのコメント

こんにちは。

NAPi の裏山はまだ入ったことが無いですが、倒木なんかがあるとキノコがワンサカ採れそうで楽しげｗ
敷地内ですらたくさんの種類のキノコが生えてるからキノコ好きにはたまらないですネ ^^

カレーおでん、以前グルキャンで御馳走になりましたが、イケますねぇ ^^
コンビニおでんでも使って次の長期泊でやろうかな ^^;

にしてもチエックアウト後のオーナーのサイト整備、頭が下がりマスネ ^^;
次回訪れる際はゴミはもちろん、墨片・灰も落とさないよう配慮しないと申し訳ない気がしてマス ^^;

Posted by GRANADA GRANADA

at 2021年02月10日 17:50

◆GRANADAさん　こんにちは。

コメ返遅れて失礼いたしました。

>NAPi の裏山はまだ入ったことが無いですが、
>倒木なんかがあるとキノコがワンサカ採れそうで楽しげｗ
>敷地内ですらたくさんの種類のキノコが生えてるからキノコ好きにはたまらないですネ ^^

ちょこっと覗いてみただけでよく探していないし、
キノコシーズンは終わった後だったか、このときは見かけませんでした。
ただ、「裏NAPiの森」は、「誰かの森」なんで、
採集するのはだめかもしれませんね…

>カレーおでん、以前グルキャンで御馳走になりましたが、イケますねぇ ^^
>コンビニおでんでも使って次の長期泊でやろうかな ^^;

手軽に違う料理になるので、
おでんの「延長戦」にお勧めです。
それと、チーズはホントにあうので、びっくり。

>にしてもチエックアウト後のオーナーのサイト整備、頭が下がりマスネ ^^;
>次回訪れる際はゴミはもちろん、墨片・灰も落とさないよう配慮しないと申し訳ない気がしてマス ^^;

篝火をやったとき、掃除はしたんですが、
ちいさな炭のかけら、粉が残ってしまったんで
帰るときにお詫びしたんです。
でもオーナーが「きれいにするのがウチらの仕事」とおっしゃいました。

Posted by eco2house

at 2021年02月12日 08:52

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