2017年12月03日
エアフレームに異常が!!…と思ったら… ~エアフレームテント入魂式キャンプ第3日~
今回は、エアフレールテント入魂式と
薪ストーブインストールキャンプの第3日。
エアフレームテントに起きたトラブル!?
その復旧と、古い道具たち、
…のお話です。
では始めます。

エアフレームテント入魂式 &
薪ストーブインストール キャンプ。
第3日目の朝です。
あらかじめ、申し上げておきます。
結果としては、
実はたいしたことはなかったんです。
でも、朝っぱらから、ビックリたまげたことが!!
夜が明けて、ルーフテントから這い出して、
サイトに降りてみると

ゲゲェッッ!!!
エアフレームが!?
サイドエントリードアから内部を覗いてみると
エア漏れ??
ウソでしょ!?

ランクル70車内で熟睡中の妻を
たたき起こしてしまいました。
寝ぼけマナコの彼女、
「あぁ、エアが漏れたんじゃない?」
「ナニを悠長なこと、言ってるの!!」…と私。
「たぶん、空気を入れるとこ
(インフレーションポイント)が、
緩んでたんじゃないかな?
私、 しっかり締めた自信がないの…」
「・・・(!?)・・・」
念のため、申し上げておきますが、
彼女は寒がりでグズなんかじゃありません!!
寒がりなのは確かだけど、
読書が好きで、
仕事と家事をしっかりやってくれる働き者です!!
キャンプ料理も、私はイベント系だけなので、
彼女がシェフ、
私はスーシェフ(助手)。
だから、この時も決して彼女が
手を抜いたわけではなかった。
第1日の大忙し設営の時、
私がひたすらエアポンプを押して、
妻がキャップを閉める係でした。
…で、エアインフレーションをやり直してみると…

無事、元通りになりました!
なぁんだ。
エアフレーム復活!!

そこで驚いたこと…
それは自分自身のことです。
はじめは慌てたけど、
写真を撮ってる自分がいたのです。
でもそれは、
「エアフレームが折れるわけない。
エア漏れが起きるわけない」
…と、ある意味、
確信していたからなのかもしれない。
それは、miioさんが
Outwellのエアフレームテントを
夏に使用した時、
エア漏れを起こしたという経験を
教えてくれたことが役に立っていたのです。
この記事に、miioさんは、
次のようにコメントしていただきました。
熱対策で心配なのは「エアフレーム」のことです。
Outwellのエアフレームテントを
使用していましたが、もし仕様が同じであれば
0.5barで立てていると思います。
我が家では0.4barで立てていましたが、
夏場の炎天下でエアがかなり膨張したのか、
エア漏れを起こしました(^_^;)
(一部抜粋)
このコメントを参考にして、エアフレームに、
熱の膨張に対する対策をとっていたことを
思い出したから、
写真を撮る余裕ができたんだと思います。
その対策とは、とっても簡単なことです。
最初のテント設営の時、
エアプレッシャーを低めにしておいただけ。

前夜、テント後部が写っている写真をよく見ると、
左側の後部エアフレーム、
この時点でやや曲がっています。
もう一つの対策とは、
薪ストーブ稼働中、たまにエアフレームを触って、
その硬さを確認していたこと。
薪ストーブに薪を入れて火をつけると、
すぐにかなり暖かくなります。
幕内温度が上昇し、
エアフレーム内圧も上昇します。
昨夜の時点では気が付いていませんでしたが、
その結果、緩んでいた
エアインフレーションポイントのキャップから、
エアが漏れていきました。
気温が低くなった朝には、
内部空気を失ったエアフレームは
折れてしまった…というわけです。
肝を冷やしました。
お騒がせいたしました!!
その後、薪ストーブや
焚火ハンガーの撤収を始めました。
薪ストーブは、いったん稼働すると、
本体や煙突が冷えるまで、撤収できません。
だから、薪ストーブを最終日に使う場合は、
撤収が遅い時間、
いわゆるレイトチェックアウトができる
キュンプ場、フィールドであるほうが楽。
森まきのチェックアウトは、17時です。
でもアクアラインの渋滞が始まる
15時より前に撤退したかったので、
早めに撤収作業開始です。
この時、朝の7時頃です。
焚火ハンガーのなくなった今回の焚火ポイントで、
しばらく、朝の焚火で暖まりました。


そのあと、ゆっくりと朝食の準備。
ここでこのキャンプ初めての、
古いコールマン・ツーバーナーの出番です。
バーナーの火にかかっているのは、
スノーピーク・フィールドクッカーの
一番大きい鍋と、
グランマコッパーケトル。

コッパーケトルは、
2007年からインド製が発売になって、
2013年に、日本製に切り替わりました。
今は、新潟燕市の
銅金工職人さんの手作りです。
デュオキャンプを再開したころに巡り合って、
一目ぼれでした。
妻には、「ヤカンなら、もうあるじゃない!!」と
諭されましたが、確かに、
スノーピーククラシックケトルがありました。
でもこれだと、薪ストーブに載せておくには
やや小さい。
クラシックケトルは、焚火でも使えるし、
プリムスのツーバーナー、オンジャに
ドンピシャのサイズなので…。
このシルバータンクのツーバーナー、
今は皆、社会人になった三人息子たち…。
彼らが小学生の時に始めたファミリーキャンプ。
(その頃はオートキャンプと言っていましたが…)
その、二十数年前から使い続けています。
正式名称は、POWERHOUSE Unleaded 414
想い出の詰まったフィールドギアです。

そして同じころに購入した、
スノピのフィールドクッカー。
逸品だと思います。
スタンドも古いですよ。
もともとはクッキングテーブルでした。
天板を外して、
今はツーバーナースタンドとして活躍中です。
本来使っていたツーバーナースタンドはこれ。
プリムス シェルフスタンド
サイド トレイ ツーバーナースタンド
PRIMUS SHELF STAND SIDE TRAY IP-STAND
2017/08/14
天然ウッドの渋いサイドテーブルは外して、
グリーンの20Lウォータータンクの
スタンドとして、
ツーバーナーの隣で活躍中!!

実は、コールマンツーバーナーは、



着火直後は、プレヒートなんてやらないので、
武井バーナーパープルストーブの
「炎上」ほどじゃないけど、
炎があがります。

エアフレームテントの中では使いにくいので、
キャンピングガスの新人ツーバーナー、
オンジャもリリーフとして使っています。
第1日の夜、
まだ薪ストをインストールしていない時に、
テント内でお湯を沸かしたりするにはぴったり。

ホントはこの新人でコールマンを
引退させようと思ったんだけど、
コッパーケトルや
大きな鍋だと不安定だったのと、
風に弱いという致命的な弱点があったので、
コールマンとの両刀使いとなったのでした。

シェラカップや
スノピ・クラシックケトルが
サイズぴったりで、
重宝しています。
話を戻します。
フィールドクッカーの一番大きな鍋で
ゆでていたのは、生パスタ。

これにパスタソースをかけて、
モーニングのメインが出来上がり。
パスタは妻がつくってくれて、
私はコッパーケトルのお湯で、スープを…。

地元産のトマトを添えて、出来上がりです。

さて、この後、撤収作業を続けました。
でも、もうひと仕事、残っていたのです。
それは薪ストーブのリリーフ…というか、
ジョーカーというか…。
石油ストーブの入魂式(フィールドデビュー)です。
薪ストインストールをあきらめていた時に、
キャンプツアーにいけなかった分の
予算が浮いて、石油ストーブの
フジカハイペットを購入してありました。
今回、そのフィールドでの試運転を行いました。

そして昼間は、光燦燦の
エアフレームテントのご紹介…。

今、クライミングローズの剪定・誘引作業が
私を呼んでいます。
ですので、
とりあえずここでいったん区切りを
つけさせていただきます。
申し訳ございません。
ご訪問、ありがとうございました!!
過去記事
2017/11/19
2017/11/17
2017/11/15
2017/11/12
タグ :エアフレームテント
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Posted by eco2house at 13:04│Comments(6)
│エアフレームテント
この記事へのコメント
こんばんは
熱膨張でしたか。穴が空いたとかで無く良かったですね。
自分の自転車が、真夏の暑さで「パンッ!!」って破裂したのを思い出しました(笑)
色々なギアを大切にされているようで。自分で買ったり作ったりした物は、愛着湧きますし大事にしたくなりますね(^_^)
熱膨張でしたか。穴が空いたとかで無く良かったですね。
自分の自転車が、真夏の暑さで「パンッ!!」って破裂したのを思い出しました(笑)
色々なギアを大切にされているようで。自分で買ったり作ったりした物は、愛着湧きますし大事にしたくなりますね(^_^)
Posted by 干物 >゜)))彡
at 2017年12月03日 20:37

◆干物 >゜)))彡さん コメントありがとうございます!!
エアフレームテントのトラブルにはビビりました。
でも今は、このテントにしてよかったなァ…と感じています。
TCで通気性があるのに暖かいし、
ほぼ確実に、カブリませんからね!!
今、海外の通販サイトで、品切れです。
歳をとってくると? 物が捨てられないんです。
それぞれにいろんな思い出があって…。
そのときにベストだと思うモノを購入したからこそ、
大切にできるんだと思います。
それは決して、価格が高いものという意味ではなく…。
エアフレームテントのトラブルにはビビりました。
でも今は、このテントにしてよかったなァ…と感じています。
TCで通気性があるのに暖かいし、
ほぼ確実に、カブリませんからね!!
今、海外の通販サイトで、品切れです。
歳をとってくると? 物が捨てられないんです。
それぞれにいろんな思い出があって…。
そのときにベストだと思うモノを購入したからこそ、
大切にできるんだと思います。
それは決して、価格が高いものという意味ではなく…。
Posted by eco2house
at 2017年12月03日 22:51

おはようございます。
エアフレームならではのドッキリでしたね。でも、写真を撮ってる冷静さ、さすがです!
道具は、色々悩んで購入したものは愛着があるので捨てられないですね~。だからどんどん増えちゃうのか(笑)
エアフレームならではのドッキリでしたね。でも、写真を撮ってる冷静さ、さすがです!
道具は、色々悩んで購入したものは愛着があるので捨てられないですね~。だからどんどん増えちゃうのか(笑)
Posted by 小豆
at 2017年12月04日 08:59

写真を見たときは
「まさか!!」
と思いましたが大事に至らず良かったですね。
私の経験がお役に?たったようで何よりです。
個人輸入してみて、世界には本当にたくさんのテントがあることに驚きましたし、
それらを比較的簡単に手に入れることができることがありがたいなぁと思いました。
最後にもう一つだけ私の失敗経験を。
エアフレームテントの撤収時、早くエアを抜こうとしてエアフレームに乗って、
手や足でエアを押し出すようにしていました。
今思えば、これがエアフレームの各部に負担をかけていてエア漏れの原因になっていたのかもしれません。
「まさか!!」
と思いましたが大事に至らず良かったですね。
私の経験がお役に?たったようで何よりです。
個人輸入してみて、世界には本当にたくさんのテントがあることに驚きましたし、
それらを比較的簡単に手に入れることができることがありがたいなぁと思いました。
最後にもう一つだけ私の失敗経験を。
エアフレームテントの撤収時、早くエアを抜こうとしてエアフレームに乗って、
手や足でエアを押し出すようにしていました。
今思えば、これがエアフレームの各部に負担をかけていてエア漏れの原因になっていたのかもしれません。
Posted by miio at 2017年12月04日 09:01
◆小豆さん
コメントありがとうございます!
いや、ブログ用写真って、なかなか撮れないんです。
小豆さんはどうですか??
料理の写真なんか、火の通りが過剰になっちゃったり、
盛り付けてからすぐに食べられなかったり…
妻に「早く食べようよぉ!」って、せかされます。
この時は、他に撮り損ねたものもあって、
「撮らなきゃモード」にスイッチが入ってたな。
でも、最初の写真などは、
「もしフレームに穴が開いたりとかだったらどうしよう…」と、
ドキドキしながら撮ってました。
コメントありがとうございます!
いや、ブログ用写真って、なかなか撮れないんです。
小豆さんはどうですか??
料理の写真なんか、火の通りが過剰になっちゃったり、
盛り付けてからすぐに食べられなかったり…
妻に「早く食べようよぉ!」って、せかされます。
この時は、他に撮り損ねたものもあって、
「撮らなきゃモード」にスイッチが入ってたな。
でも、最初の写真などは、
「もしフレームに穴が開いたりとかだったらどうしよう…」と、
ドキドキしながら撮ってました。
Posted by eco2house
at 2017年12月04日 18:24

◆miioさん
コメントありがとうございます!
ホントにおかげさまで、
ある意味、「覚悟」ができていました。
確かに海外から買うに当たっては、
私もかなりドキドキものでしたが、
何とかなるものですネ。
発注後、イギリスから4日で着いちゃったし。
>エアフレームテントの撤収時、
>早くエアを抜こうとしてエアフレームに乗って、
>手や足でエアを押し出すようにしていました。
イヤこれ、私たちもやってましたよ。
だって、最後、収納するために
巻いていくときなんか、
膝で押しつぶすように体重をかけて
空気を絞り出さないと、
収納袋に入りません!!
でも焦らず、気を付けることにします。
ご助言、ありがとうございました!!
また教えてください。
コメントありがとうございます!
ホントにおかげさまで、
ある意味、「覚悟」ができていました。
確かに海外から買うに当たっては、
私もかなりドキドキものでしたが、
何とかなるものですネ。
発注後、イギリスから4日で着いちゃったし。
>エアフレームテントの撤収時、
>早くエアを抜こうとしてエアフレームに乗って、
>手や足でエアを押し出すようにしていました。
イヤこれ、私たちもやってましたよ。
だって、最後、収納するために
巻いていくときなんか、
膝で押しつぶすように体重をかけて
空気を絞り出さないと、
収納袋に入りません!!
でも焦らず、気を付けることにします。
ご助言、ありがとうございました!!
また教えてください。
Posted by eco2house
at 2017年12月04日 18:34
